ロンドンにある〝お洒落なカフェシリーズ〟というのを過去に数記事出したことがあった(気がする)のだが、それっきりなかなか独立したカフェに行かず、最近はもっぱらチェーン店ばかりに足を運ぶようになってしまった。
そろそろ洒落っ気のあるカフェにも行かねばと感じていたところ、なんと日本発のカフェがロンドンの超高級エリア「メイフェア」にあるというので奥さんと訪れてみることに。
地下鉄ボンド・ストリート駅で下車し、ブティックやカフェなどが立ち並ぶサウス・モルトン通りを歩く。近くにはイタリア、アルゼンチン、メキシコなど各国大使館があって、東京で言う麻布エリアのような感じだろうか。
平日のランチタイム後という頃もあってか混雑もなく、リラックスした雰囲気。コーヒーを楽しむにはちょうど良いムード。
ゆっくり通りを眺めながら歩いていると、奥さんが路地裏に何かを発見。近づいて見てみると、看板に〝馳走〟と〝Sushi & Izakaya〟の文字。
居酒屋は英語圏でも「Izakaya」と呼ぶ。自分の国の言葉がそのまま外国語になっているのを見るとちょっと可笑しく思えるが、でもどこか誇らしくもある。
今回は立ち寄らず、次回また時間がある時に行ってみようということに。
先ほどの居酒屋からほど近く、白を基調にしたこちらの建物が今回のお目当てとなる「% ARABICA London South Molton Street」。
「%」のマークが印象的な Arabica カフェは京都・東山に本店を構え、〝京都から世界へ〟を合言葉に世界各地に141店舗を持つ人気店。イギリス(ロンドン)にはこちらのお店を含めて3店舗あるようだが、現在ヨーロッパにあるのはこの3つだけとなっている。
公式ウェブサイトによると、まもなくスペインとハンガリーに出店予定だそう。
決して大きくない店内だが、白を基調としているせいか実際よりも広く見えた。自分はラテを、奥さんはメニューにあった「京都ラテ」というものを注文。
コクと苦味のバランスの取れたコーヒー、やはり人気店というだけあって美味しかった。
奥さんの注文した「京都ラテ」はコンデンスミルク入りの甘いラテということだったが、実際かなり気に入ったらしく、すごく美味しいと言って飲んでいたので、次回来たときは自分も試してみようと思った(笑)
ところで当カフェのシンボルである「%」マーク、一体何を表しているのか知っているだろうか?
実はこれ、オーナーの方がふとロゴについて考えている時にふと、パーセントの記号が〝コーヒーの実〟が成っているように見えたということから採用したのだそう。「%」をコーヒーに結びつけてしまうなんて、なんてクリエイティブ発想だろう。
美味しいコーヒーをお洒落なカフェで飲む、幸せ。
というわけで、これからもロンドンの美味しいカフェシリーズ、継続していこうと思う(笑)
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% ARABICA London South Molton Street
8 South Molton St, London, W1K 5QQ, UK
地下鉄 Bond Street駅から徒歩5分
Mon – Friday 10:00 – 16:00, Sat – Sunday 11:00 – 18:00
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