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真冬のイギリスでプレミアリーグ初観戦!〜楽しみ方と注意点〜

スポーツ
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先日、サッカーの本場英国で プレミアリーグ(Premier League)を観戦してきました!!!

ヨーロッパ5大リーグ(イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス)の中でも一番競争力が激しい、まさに〝世界最高〟のリーグの熱気を肌で感じることができました!!

後半では冬のプレミアリーグを観戦する際の注意点などについても触れているので、今後ヨーロッパでサッカー観戦を考えている方は、ぜひ参考にしてみて下さい ⚽️

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まず初めに、「プレミアリーグ」について少し説明しておきたいと思います。〝そんなの知ってるわ!!〟という方は、迷わず飛ばして頂いてOKです 👌

プレミアリーグとは、サッカーの発祥国「イングランド」のプロサッカーリーグ、その中でも1部リーグの名前をこう呼びます 🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

由緒ある歴史、莫大な放映権などを武器に世界のスーパースターが集うリーグとなっており、それゆえ〝優勝するのが最も難しいリーグ〟とも言われています。

そのため観戦チケットを手に入れるのは難しく、有名クラブの試合だとチケットの争奪戦は世界規模にになることも。

映画や小説などで「イギリス人はパブでフィッシュ&チップスを食べながらサッカーを観る……」という話をよく聞くと思いますが、この場合の〝サッカー〟というのは大抵プレミアリーグのことを指しています 🍺

ちなみに〝サッカー〟という言葉はアメリカ英語で、本場イギリスでは「フットボール」と呼びます。サッカーなんて言うと笑われてしまうので気をつけて下さいね(笑)

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というわけで、ここからは観戦記。

今回観戦したのは、 ノリッジ・シティ vs マンチェスター・シティ !!

(ロゴはAIに作ってもらったので、デザインに多少の違和感があります)

初めてのプレミア観戦デビューでいきなりビッグクラブの試合が見れるなんて、本当に贅沢……!! ただし、お義父さんが熱狂的なノリッジサポーターということでシティ側ではありません(笑)

前日から興奮しっぱなしで、正直あまり寝られませんでした 😂

お義父さん、そして普段はトットナムを応援するお義父さんの姉の旦那さんと3人でノリッジに向かいますが、ナイトゲームということで、まずはスタジアムの近くに住んでいるお義父さんのお兄さん夫妻のご自宅でディナーを頂くことになりました。

年の離れたイギリス人のおじさんたちと丸一日過ごすということに一抹の不安がありましたが、サッカーが好きという気持ちさえあれば国籍や年齢なんてきっと関係ないでしょう 🌏

Norwich(ノリッジ)はイギリス東部ノーフォーク州の州都で、ロンドン中心部からは電車で約2時間の距離。街の歴史は古く、8世紀頃には既に文化的に栄えていたのだとか。イギリスの中でも治安の良い場所として有名みたいですよ 💡

自分たちは車で行ったのですが、ノリッジに近付くにつれて、このようなイギリスの牧歌的な田舎風景を楽しむことができました。

牧場で寛ぐ家畜たちの様子は、大都市ロンドンでは決して見られない光景ですね 🌱

山に囲まれる日本の田舎とは違って、イギリスはどこまでも平原なため見晴らしがよく、天気が良い日は車を走らせていて本当に気持ちいいと思います!

のんびりとした景色を楽しんでいる間に、お義父さんのお兄さんのご自宅に到着。

初対面で緊張していた自分にも優しく接して下さって、まるで祖父母の家に遊びに来ているような感覚でした!

お年寄りのワンちゃんも、ヨタヨタとお出迎え(笑)

ご夫妻が自慢気に見せてくれたこちらのオフィシャル・プログラムは、なんと1966年という大変年季の入ったもの!

イギリスではサッカーのマッチデー・プログラムを収集している人が多く、アンティークショップでもよく古いものが売られているそうですよ!

彼らにとって〝フットボール〟というスポーツがいかに特別であるか、50年以上も前のパンフレットのこの保存状態を見れば分かって頂けると思います。小さなクラブでもこうした熱心な〝オールドファン〟が大勢いることは、本当に価値あることだと思いました。

お手製のトマトソースのペンネ、サラダ、ガーリックトースト、デザート……など、本当にフルコースのおもてなしをして頂いて、本当に感謝しかありません 🙏

食後はイギリスらしく紅茶を頂き、一足先に始まっていた「マンチェスター・ユナイテッド vs サウサンプトン」の試合を皆で観戦しました。

ノリッジの対戦相手であるマンチェスター・シティは、これまではマンチェスターに2つあるクラブのうちの〝ユナイテッドじゃない方〟という位置付けでしたが、今や世界中からスター選手を集めるヨーロッパ随一のビッククラブ。一方、ノリッジは典型的な下位クラブで、1部と2部とを毎年行き来しているような感じです。

いずれにせよ、相当な戦力差があるのでシティが圧倒的有利とみられていますが、まぁこればっかりはやってみなければ分かりませんからね〜 💪

というわけで、いよいよノリッジのホームスタジアム Carrow Road(キャロウ・ロード)にやって来ました!!

キックオフまでまだ1時間以上もあるにも関わらず、周辺には既に大勢のサポーターが駆けつけて盛り上がり!!

席はなんと、ゴール裏!!!

シーズンチケット保持者であるお義父さんのお兄さんご夫妻の席だそうで、ピッチまでめちゃくちゃ近い!! 😲

しかしどのスポーツでもそうですが、会場に足を踏み入れた時というのは本当に言葉では表せない感動がありますよね〜。小さなクラブとはいえ〝世界最高峰〟のプレミアリーグに所属しているわけですから、お義父さんを含めてサポーターの方々はさぞ誇らしいことだと思います ✨

ちょうどスタジアムではシティの選手たちが練習中で、カイル・ウォーカー、ラーヒム・スターリング、フィル・フォーデン(🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿)、イルカイ・ギュンドアン(🇩🇪)、リヤド・マフレズ(🇩🇿)、ベルナルド・シウバ、ルベン・ディアス(🇵🇹)など世界的プレイヤーたちが目の前に……!!!!

世界最高のMFとも言われるケビン・デ・ブルイネ(🇧🇪)はコンディション不良でスタメン外となっていましたが、グラウンドにいる姿は見ることができましたよ!

監督は2008-09シーズンにメッシやイニエスタを擁してチャンピオンズリーグを制覇した名将、ペップ・グアルディオラです。

シティ戦ということで、スタジアムは満員御礼!

奥に1ブロックだけ用意されたアウェー席では既に熱狂的なシティサポーターが燃えるように熱い応援を送っており、選手入場が始まると今度はスタジアム中のノリッジサポーターによる「Yellows!!」の掛け声と振りかざされるフラッグで、これぞ世界最高のプレミアリーグという凄い雰囲気……!!!

コロナが始まって以降、このように大声を出して叫ぶのは本当に久しぶり。本来あるべきスポーツの姿を少し忘れかけていましたが、やっぱりスポーツはこうでなくっちゃね 👍

興奮冷めやらぬまま、いよいよキックオフ 🔥

フィンランド代表でチームのエースストライカーでもあるテーム・プッキが何度かチャンスを作る場面もあり、ノリッジに得点の匂いがしつつありましたが、その後は徐々にシティに押し込まれる時間が増え、31分に遂に失点しまいます……。

それでも最小失点に止め、前半を0ー1で折り返すことに成功!

「1点だけなら上出来だよ」というお義父さんの顔には、〝まだまだこれから〟という自信が見て取れました 💪

しかし、イギリスは寒いなぁ〜〜……!!

温かいものを求めて、スタジアム内の売店に向かいます。ドリンク、ビーフパイ、チョコレートなどが販売されていましたが、基本的には軽食のみで、日本のようなカレーやラーメンといったガッツリ系のメニューは無いようでしたね。

ちなみに、支払いはカードのみ(イギリスではこれが一般的)。現金は使えないので注意です!

また、小さなスタジアムということでトイレも混みます。特に女性は待ち時間が長くなるはずなので、できればハーフタイム前に済ませておきたいところです。

売店で買ったホットコーヒーとチョコレートバーを交互に口に含みつつ、後半スタート!!

スタジアム中が〝一泡吹かせてやろう!!〟という雰囲気を作り出していたわけですが、間も無くイングランドの至宝フォーデンに追加点を決められてしまうと、そこからシティの圧倒的戦力の前にノリッジは防戦一方になってしまいます。

3点目を取られたタイミングでサポーターたちがぞろぞろとスタジアムを去り始め、自分たちも「帰り道が混むから」という理由でお義父さんに促され、80分を過ぎた辺りでスタジアムを後にしました。

〝あまりに惨めな姿を見せたくない〟という理由があることくらい、言わなくたって分かります。

帰り道、離れていくスタジアムから突如として歓声が聞こえたため、〝もしや……〟とスマホを手に取るサポーターたちでしたが、その希望がため息となって空に消えていくのに時間は掛かりませんでした。

スターリングがこの日3点目となるPKを決めてハットトリックを達成、0ー4というスコアに終わりましたが、両チームの間にはそれ以上の差があったような気がしました。

前日から数年前にノリッジがシティに勝った時のハイライトを繰り返し見せられていたこともあって幾分期待していましたが、やっぱりマンチェスター・シティ、強かったですね〜。

特に「フォーデン」はキレッキレで、明らかに他のプレーヤーと動きが違っていました。実際に間近で見て感動したので、イングランド代表では彼を推すことに決めました 🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿(笑)

いずれにせよ、初めてのプレミアリーグは最高の経験でした!!

アーセナルの冨安選手、リバプールの南野選手(後にASモナコに移籍)、ブライトンの三笘選手など、近年ではプレミアでもしっかり活躍できるクオリティーを持った日本人選手が増えてきているので、日本のファンにとっても嬉しいはず!

これからもっと多くスタジアムに足を運んで、本場のサッカーを楽しみたい!!、そう思わせてくれる1日でした。

最後に、実際にスタジアムに訪れて分かったことですが、冬のプレミアリーグ観戦は〝試合以上に〟寒さとの戦いとなります。

今回は雪は降っていませんでしたが、乾燥した風が吹き付けているので身体が冷えるスピードは早いです。ダウンジャケット、ヒートテックなどの暖かいインナーはもちろん、ニット帽や手袋なども忘れずに身に付けて行きましょう!

ユニクロのウルトラライトダウンは軽くて人気ですが、真冬のイギリスの寒さを凌ぐにはやっぱり足りないと思いますね。自分はモンベルのダウンを日本から持参していきましたが、やはりそうしたアウトドアブランドのしっかりしたものをオススメすると思います。

またイギリスは冬によく雨も降るので、レインコートも持参すると尚良いです。

というわけで、いかがでしたでしょうか?

プレミアリーグを初めて観戦する人間の興奮が伝われば、嬉しく思います。

残念ながらノリッジは負けてしまいましたが、世界最高峰のリーグの雰囲気、そして世界トップレベルの選手たちの試合を実際に現地で観戦できたということは何よりも価値ある経験となりました!!

イギリスで暮らすにあたって、これからもっと多くのスタジアムを訪れたいですし、もっとサッカーを、いや〝フットボール〟を楽しみ尽くしたいと思いました。

Carrow Road(キャロウ・ロード)

リパプール・ストリート駅よりグレート・イースタン本線に乗ってノリッジ駅で下車、徒歩10分

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