英国ビザ申請センターとは?〜行き方と手続きについて解説〜

VISA

婚約者ビザのための書類を英国ビザ移民局のウェブサイト(https://www.gov.uk/browse/visas-immigration)から提出したら、今度は「英国ビザ申請センター」という場所へ行って公式に手続きをする必要がある。

ということで今回は英国ビザ申請センターへの行き方と、現地でどのような手続きをするのかということについて少し解説していきたいと思う。

「英国ビザ申請センター」とは?

英国ビザ申請センターとは、英国ビザ移民局が業務提携を結んでいる「VFS Global」が運営している民間機関のことで、日本では「東京」と「大阪」の2か所にオフィスを構えている。

https://visa.vfsglobal.com/jpn/ja/gbr/about-vfs

申請者がビザ申請センターで行なうこと

ビザ申請者が英国ビザ申請センターでやることは2つ。

  1. 査証を受け取るためのパスポート提出
  2. バイオメトリクス(生体認証)の登録

1つ目は、パスポートの提出。

仮に審査に通れば黄色いシール型の入国査証(=ビザ)がパスポートに貼られるため、申請者はパスポートを一時的にビザ申請センターに預けなければいけない。

2つ目のバイオメトリクスは、セキュリティーのための個人情報の登録となる。

英国ビザ申請センターへの行き方

自分は東京で手続きを済ませてきた。

ここからは、新橋駅から英国ビザ申請センターまでのルートを写真付きで解説していく。

JR新橋駅からSL広場のある「烏森からすもり」を出て、左側に進んでいく。

サラリーマンの聖地というだけあって、高架下には多くの居酒屋や中華料理屋が立ち並んでいる。

高架下の「餃子の王将」を過ぎてさらに進むと「第一京浜」という大通りに出るので、今度はそこを右に曲がって大通り沿いに進んでいく。

通りを挟んで反対側に「日比谷神社」の鳥居が確認できればOK!そのまま真っ直ぐ進んでいこう。

「セブンイレブン」のある横断歩道を渡ってさらに進み……、

菊凰」という中華料理屋の赤い看板のある新橋五丁目の交差点に辿り着くことができれば、目的地はもう目と鼻の先。

今度は大通りの反対側へ行くために横断歩道を渡る。「大東京信用組合」という銀行が目印になるはず。

横断歩道を渡り切ると、すぐ目の前に英国ビザ申請センターの入居する「edificio TOKO」と書かれた茶色のビルが見えてくる。

4階のフロアが英国ビザ申請センターのオフィス。

同じフロアには何とニュージーランド・ビザ申請センターの文字が!どうやらニュージーランドのビザ申請者もこの場所に来るようだ。

JR新橋駅から時間にして約15分。 Google Map さえスマホに用意しておけば、初めて訪れる方でもきっと簡単にアクセスできるだろうと思う。

英国ビザ申請センター/VFS Global Tokyo

〒105-0021
東京都港区東新橋2-3-14 エディフィチオトーコー4F

月曜日 – 金曜日 09:00 – 13:00、土日、祝日は休み

手続きについて

入室は予約の15分前からで、予約時刻が来たら扉横のチャイムを鳴らして警備員の方に中に入れてもらおう。

ビザ申請センターと聞くとどこか殺伐とした印象を受けるが、実際は普通のオフィスビルの一室といった感じで全く堅苦しさはなかった。

入室後にセキュリティーチェックを受けることになるが、スマホ以外の電子機器、例えばパソコンなどは入り口で預ける必要がある。

セキュリティーチェックを終えると、今度はスタッフの方とオンラインで提出した申請書類について間違いがないか最終チェック。以降、一切の追加書類の提出ができなくなる旨を告げられ、それに同意すると番号札を渡されて待合室へ。

自分の番号が呼ばれたらカウンターで「名前」と「生年月日」を述べ、ここでようやくスタッフにパスポートを手渡すことになる。スタッフがパスポートがスキャンし終えると、返却用のゆうパック代2,070円(コロナによりビザセンターでの受け取り不可)を支払い、ゆうパックに住所を記入して事務手続きは終了。

カウンターでは優先サービスを利用するか再度尋ねられる。オンライン提出時は申し込まなかったけど、やっぱり……という方はこのタイミングで予約することも可能!

この後、バイオメトリクスの登録へ移る。

バイオメトリクスの登録

事務手続きを終えると、今度は別室で「バイオメトリクス」と呼ばれる生体認証の登録に移る。

やることは、2つだけ。

  • 指紋採取
  • 写真撮影

バイオメトリクスの登録が済むと、ようやく長かった〝ビザ申請〟というプロセスにピリオドを打つことができる。後は、無事にビザが発行されるのを祈るのみ……。

注意点

入室前の待機場所について

英国ビザ申請センターの入居する4Fにはトイレと給湯室を除いて何もなく、早く到着してもやることがない。椅子なども用意されていないので立って待つことになる。

ビルの近くにイートイン・スペースのあるファミマがあったり、CMやロケによく使われる「イタリア街」というヨーロッパの街並みを模した場所があり、自分はビザ申請の前にベンチに座りながらちょっと外国気分を味わってみたりもした(笑)

イタリア街 · 〒105-0021 東京都港区東新橋2丁目9−5
★★★★☆ · 観光名所

提出書類の最終チェックに関して

婚約者ビザを申請する場合はオンライン申請後に提出書類一覧(PDF)がメールに添付されてくるが、事前に不備がないか自分でしっかりチェックしておくといい。仮に英国ビザ申請センターで不備が見つかり、再訪しなければいけないとなると面倒臭いし、遠方から来られる方にとっては無駄な出費となってしまう可能性もある。

当日は提出書類一覧のPDFのコピーを持参し、受付でサラッと確認してミスがないことをチェックするとスムーズだと思う。

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