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【オランダ・ベルギー旅行⑨】高速鉄道タリスでブリュッセルへ!

旅行
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オランダからベルギーへの移動の際に Thalys (タリス)というヨーロッパの高速鉄道を利用しましたが、陸続きのヨーロッパを移動するには便利な電車なのでちょっと紹介してみます!

アムステルダム中央駅

タリスは、ヨーロッパで有名な国際鉄道会社Eurostar Groupに属する高速鉄道で、フランス・ドイツ・オランダ・ベルギーの4か国を繋いでいます 🇫🇷 🇩🇪 🇳🇱 🇧🇪

アムステルダム中央駅から、タリスに乗車します!

お土産用のお店

I am sterdam. Store

ベルギーへ向かう前に、お土産を買うなら駅ナカのアムステルダム公式ストアがおすすめ 🛍

オランダ名物〝I amsterdam〟グッズから、ミッフィー、ゴッホ、フェルメールまで。オランダ土産を買いそびれたという方は、ここに寄りましょう!

HEMA

こちらはアムステルダムの表通り、先のストロープワッフルのお店のすぐ先にある「HEMA」というオランダの雑貨屋さん。

チェーン店ということでどこにでもあり、地元のオランダ人もよく利用するお店だそうです。日本でいう、「ロフト」や「無印」のような立ち位置のお店かもしれません。

〝THE オランダ〟というようなグッズから、ドリンク、スナック、食器、衣服、文房具、化粧品まで……何でも揃っています。地元の人が訪れるということで、値段も一般的なギフトショップより低く、沢山買えちゃいますよ 👌

HEMA Amsterdam Kalverpassage - Winkels - Echt HEMA
Kom langs bij jouw HEMA Amsterdam Kalverpassage. Bekijk hier de openingstijden en winkelinformatie. Echt HEMA.

駅ナカの通路には、コンビニ、ファストフード店、本屋、ギフトショップなどが並んでいますが、またしても Smullers を見つけしまいました……!!

この〝フードガチャ〟は本当に癖になりますね、見つけちゃうと買わずにはいられない……😂

正直、味なんかもうどうでもいいんですけどね、お腹も空いていませんし。とにかく、ガチャガチャがしたいだけ。中毒ですね(笑)

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今回は〝バミ〟というインドネシアの麺料理が入った「Bamischijf」というものを買ってみたのですが、ピリ辛でスパイスの効いた味は意外とこれまでの中で1番だったかもしれません。

奥さんは「フリッツ」と呼ばれるフライドポテトを食べていましたが、ハッキリ言って、これが一番ウマかったです(笑)

そんなことをしているうちにあっという間に電車の時刻が迫っていたので、急いでホームに向かいます。

特別感のあふワインレッドに輝く車体、いよいよ自分たちの乗るタリスが到着です!!

アムステルダムからアントワープを経由して、ベルギーの首都「ブリュッセル」へ向かいます 🇧🇪

車内の様子

各車両のデッキ部分には、スーツケースなどを置いておくラックが用意されています。大型のスーツケースでも余裕で入るほどのスペースなので荷物のサイズは心配する必要ありませんが、基本的に早い者勝ちなので、確実に荷物を置きたいという方はプラットホームでダラダラしていないでさっさと乗り込みましょう。

スーツケースは【75×53×30cm のサイズを2つまで】という規定があるようですが、特にチェックがあるわけでもなかったですし、緩いと思います。

座席は一般的な「スタンダード」ですが、新幹線の指定席と比べるとこちらの方が少し高級感があるように感じませんか?

プレミアムエコノミーって言われたら、信じちゃうかも。

足元に関しては新幹線より少し狭いかもしれませんが、個人的にはそこまで気になるものではありませんでした。中型バックパックが足元に収まるくらいのスペースはちゃんとあります。

そりゃ世界一背の高いオランダ人やドイツ人が頻繁に座るんですからね、日本人は大丈夫です 😂

充電用のコンセントは「ヨーロッパ用のプラグ」と「USB-Aポート」で、座席の下でなく、テーブルの真横に付いていたのでスマホの充電はしやすかったです 📱

撮影用に用意していた、駅弁らしからぬ、〝駅Smullers〟ですが、これといって旅情も出ず(笑)

もうね、お腹いっぱいなんですよ…… 巨大なダブルチキンバーガーと揚げソーセージ、完食できませんでした 😂

満腹すぎて座っているのが辛くなってきたので、車内をぶらぶらしていると外を眺めながら一息つけるスペースを発見!

自販機もありましたが、やはり値段が高いです。

車内での注意点

席に戻ってくると、乗務員の方がチケットの確認に来ていました。

すると、自分たちの前列で豪快にいびきを掻いて寝ていたアジア人男性を起こして、一言。

———アンタ、注意してないと荷物盗られ!!

なんでも、駅で停車中に乗客を装ったスリたちが車内に入ってモノを盗んでいくことがあるのだそう。「荷物を運ぶのを手伝ってあげるよ」などと近付いて来ては、隙を突いて所持品を盗んでいくのだとか。チームプレーを仕掛けてくることもあるそうなのです。

その時に思い出したのですが、実際、自分たちが乗っていた車両にも途中駅に停まるたびに席を立っては新しく乗ってくる人に〝荷物運びを手伝う〟と言っている男がいたんです!!

身なりがあまり良くなかったので奇妙に思っていましたが、ようやく合点がいきました。

〝車内だから安全〟とはならないのがヨーロッパ。自分も少し浮かれてしまっていましたが、この言葉でもう一度、気を引き締めることができました。

そりゃ、いびき掻いて寝てたらアウトだわな。

ちなみに別の場所ではスリと見られる男が駅にいる警察に連行されており、ヨーロッパの大きな駅ではくれぐれも気を付けましょう。

デッキにスーツケースを置く際に、簡単なワイヤーロックを1つかけておくだけでも安心かもしれません。

EU内の移動では出入国審査がない

アムステルダムからブリュッセルへの移動なわけですが、オランダ – ベルギーの間では入国審査がありません。

理由は、シェンゲン協定というヨーロッパ独自のルールが存在するからです。

人々の行き来をスムーズにして経済や交流の促進を目的とし、そのため加盟国間では出入国審査がありません。陸続きのヨーロッパならではのシステムですね。

シェンゲン協定 - Wikipedia

ちなみに非加盟国(例えばEU圏外の日本人や、EUを離脱したイギリス人など)の者がシェンゲン協定国間を移動する場合は、EU圏における「最初の国」と「最後の国」で審査を受けることになっています 🇪🇺

つまり、今回の場合はイギリスからオランダに入国する際に「入国審査」を、ベルギーからイギリスへの帰国する際に「出国審査」をそれぞれ受けることになり、EU内のオランダからベルギーに移動する際の手続きは省かれる、ということです 💡

ブリュッセル南駅

というわけでアムステルダムから約2時間、ベルギーの Bruxelles-Midi(ブリュッセル南駅)に到着です 🇧🇪

タリス、思いのほか快適でしたよ!

ブリュッセルは、アムステルダムに比べて英語表記が少ないように感じました。

やはり、ベルギーの公用語が3か国語(オランダ語、フランス語、ドイツ語)あるからかもしれません。英語が入るスペースがないというか、それだけベルギーという国は多文化国家ということなんでしょうね。

ブリュッセル南駅からは、在来線を使ってホテルのあるブリュッセル中央駅へ向かいます。券売機では英語も選択できるので、チケットは迷わず購入できました 👌

ただ、駅にある大きな電光掲示板には終着駅のみ表示されていて、途中駅の情報が一切出てこないので、これがむちゃくちゃ分かりづらかったです。周りに路線図もないですからね、駅員さんに尋ねるしかありません。

アムステルダムがめちゃくちゃ利用客に優しい都市だっただけに、一気にヨーロッパのシビアな現実に引き戻された感がありました(笑)

というわけで、色々と迷ってようやくブリュッセル中央駅に到着!

南駅から2、3分のはずなのに、なぜかどっと疲れが出ました…… 😂

大きい駅ではないですが、ここも何だかごちゃごちゃしていて意外と分かりづらかったですね。建物もかなり古そうで、エレベーターに至ってはほとんどスローモーションでした(笑)

最初の駅の雰囲気で、観光しやすそうな国かそうでないかは結構分かるもんですね。

ちなみに南駅、中央駅ともに改札が無いのでを運賃をチョロまかしていそうな人もいますが、巡回スタッフに見つかった場合は高額な罰金が待っているので、チケットはちゃんと買いましょう。

どうやら、タリスの乗車券を持っている場合は「ブリュッセル南駅 → ブリュッセル中央駅」の移動は無料のようです。改札が無いのもそのせいだったようですが、これも分かりにくかったです。

次回は、ブリュッセルの街の様子について紹介していきます!

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