【留学/ワーホリ】日本から持ってくるべきもの8選!

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去年の1月に「移住」という形でイギリスにやってきて、早いものでそろそろ1年が経とうとしている。

初めての海外移住ということで、慣れない生活に右往左往しているうちにいつの間にか1年経ってしまった……という感じだが、そんなイギリス移住者の自分が感じた「日本から持ってくるべきもの8選」を紹介してみようと思う!

これから留学、ワーホリ、または自分と同じようにイギリスに移住を考えている方にとって参考になれば嬉しい。

粉末のスポーツドリンク

日本で体調を崩した時はまず病院に行くことを考えるが、イギリスでは基本的に自然治癒が優先。というのもこちらの医療システム的に風邪などで病院に行けないのと、病院に行ったとしてもとんでもない待ち時間を突きつけられるからだ。

というわけで頑張って自力で回復しなければいけないのだが、そんな時に必ず欲しくなったのが「ポカリスエット」や「アクエリアス」などの日本のスポーツ飲料だった。

イギリスのスーパーでは手に入らず、アジア系スーパーでは売られているが値段が高いので、日本から粉末タイプのものをまとめて持ってくると必要な時にすぐ作れるのでとても重宝するはず。

イギリスにも「Lucozade」という飲み物があって、奥さんは体調不良時によく飲んでいるが、かなりの強炭酸なのであまりお勧めしない(笑)ちなみにスポドリタイプのものもあるが、こちらはちょっと甘すぎる。

携帯用ウォシュレット

前回の記事でも少し触れたが、ウォシュレット付きトイレが一般的でないイギリスでは「携帯用ウォシュレット」が大活躍する。

イギリスのトイレ事情 〜日本のトイレとの違い〜
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自分も Panasonic の電動ウォシュレットを持参したが、多分ほぼ毎日使っているんじゃないかという感じ。旅行者はもちろん、ワーホリで2年間イギリスで暮らす予定の方はきっと重宝する。

値段は少しするかもしれないが、持っておいて損はしないはず。手動の携帯ウォシュレットはすぐ壊れたり、水圧の加減が難しかったりするので、個人的にはあまりおすすめしない。

便座シート

トイレ繋がりでもう1つ持参して正解だったもの、それは「便座シート」!

便座ヒーターのないイギリスでは、冬になると便座がカッチカチに冷える。そのため温かい便座に慣れきった自分のような人にとってはトイレが結構なストレスに……

というわけで、便座シートは1つ持ってきて損はない。洗濯して何度でも使えるので清潔だし、薄くて軽いのでスーツケースも嵩張らず Good!

我が家でも自分が持ってきた便座シートを貼っているが、実際にイギリス人受けも良く、奥さんに至ってはもう便座シート無しでは暮らせないと言っている(笑)

うがい薬

欧米では「うがい」の習慣が日本ほど定着していないので、予防用のうがい薬というのはほとんど売っていない。風邪を引いてから使う医療用のうがい薬は売っているらしいが、とにかく味と臭いが強烈と聞いている。

コルゲンのうがい薬は、無色かつハーブのようなすっきりした香りがするので使いやすい。

ロンドンを訪れると分かるが、かなり空気が汚い。人々は至る所でタバコを吸っているし、古い地下鉄には空調が無いものも多く、そのせいで家に帰って鼻をかむと〝煙突の中〟から出てきたかのようにティッシュが黒くなるのは定番だ。

イギリスの国民医療サービス「NHS」も最近はストライキやら医師不足で半ば崩壊気味なので、健康維持のためにもうがい薬は絶対に持っていくことを勧める。

ちなみに自分は持ってきたものを使い切ったので両親に送ってくれるよう頼んだのだが、なんと日本からは郵送できないと言われたらしく、かなりショックだった!

インスタントスープ

インスタントスープは海外生活で重宝するものの1つだと思う。

特に自分は永谷園の「あさげ」がお気に入りだが、正直あんまり売られているのを見たことがない。生みそタイプの方が美味しいに決まっているが、たくさん持ってくると重くなるので粉末タイプがオススメ!

他にも春雨スープは小腹が空いた時やカロリーが気になる時などに活躍する。

イギリスではこういったほっこりした優しい味のスープを見つけるのが難しいので、日本のインスタントスープはきっと役立つはず。

うちのおてんば娘も、日本の春雨スープはお気に入りだと言っている(笑)

眼鏡/サングラス

日頃からメガネを掛けている人は、絶対に予備を作って持って行った方がいい。

というのも、イギリスでメガネを作ろうとすると「検眼」+「眼鏡」のダブルで費用が掛かってしまうからだ。また、眼鏡のフレームも西洋人向けに作られているので日本人の顔に合わない。自分も何度かメガネショップで試したことがあるが、やはりちょっと違う。

なので、メガネを掛けている方は是非とも予備のものを持っていくことをお勧めする。

またイギリスは日本と比べて高い建物が少ないからか、夏はやたら日差しが強くて眩しいのでサングラスも持っていくべき。

自分は JINS で「調光レンズ」という紫外線量によって色の変わるメガネを作って持っていったが、眼鏡を掛けているだけで勝手にサングラスへ変わってくれるので、ラクでとても気に入っている。

JINS 公式通販ショップ【JINSオンラインショップ】

電子辞書

最近ではスマホの辞書アプリで調べものをしている人も多いと思うが、課金制だったり無料のものでも広告が煩わしかったりするので、英語の勉強には電子辞書を使っている。

語学学校に通うのなら、きっと授業中のスマホ禁止のところも多いはず。自分はオーストラリアで通っていた語学学校の授業中に1度スマホを取り上げられた経験がある(笑)やはり日本人学生は電子辞書を持ってきている人が多かった気がする。

日常生活の中でも毎日1つは分からない単語や表現に遭遇するため、語学力アップの目的でイギリスに来る方は電子辞書があると絶対に便利だと思う。

ちなみに、イギリスの家電量販店で電子辞書が売られているのを見たことはまだない。

英単語帳

英語関連でもう1つ、「単語帳」は日本から持参した方がいい。

おすすめは「速読英単語」シリーズ。文章を読みながら単語がどう使われているか確認しながら覚えることができるので、効率良く覚えられる。

大学受験の定番商品だが、留学やワーホリでも全然使える!

ちなみに〝東大王〟などで知られる QuizKnock のメンバーも過去に使用していたそう。

文法書はスーツケースに余裕があれば……という感じ。そもそもワーホリで語学学校に行くならそこでしっかり文法は学ぶはず。

英語で何かを説明したい時というのは、「文法が分からなくて困ることより、単語が分からなくて困ることの方が多い」と自分では思っている。

というのも現地の人だって完璧な文法を使っているわけじゃないし、移民としてやってきた人もイギリスには大勢いる。そうした環境下で完璧な文法力を身に付けるより、1つでも単語力を増やしてコミュニケーション力を磨く方がより早く生活に馴染める気がしたから。

もちろん文法を理解しているに越したことないが、サバイバルに必要なのは「単語力」だと思うということ。

まとめ

そういうわけで、今回は〝日本から持ってきてよかったもの〟について紹介してみた。

正直、ロンドンに行けばユニクロも無印もあるし、そもそもイギリス自体が先進国なので「これが無いから生活に支障が出る!」といったものはほとんどない。

ただ日本人として生活の不便さは間違いなく感じるはずなので、そこをなるべくカバーできるものを紹介したつもりだ。

多くの方にとって参考になれば嬉しいし、質問等があれば気軽にコメント欄までどうぞ 👍

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