舞台『千と千尋の神隠し』はロンドンでも大盛況!

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先日、『千と千尋の神隠し』のロンドン公演に行ってきました!🇬🇧

場所はトラファルガー・スクエアから目と鼻の先にある、ロンドン・コロシアム。ナショナル・ギャラリーから歩いて5分もかかりません。

橋本環奈 or 上白石萌音の主役を期待していたんですが、今回はバックアップメンバーの方の出演回ということで正直かなりショックを受けました……

『千と千尋』はジブリの中でも大好きな作品です。ただ原作の実写化や舞台化というのが個人的にはどうも苦手で、やっぱりどうしても原作を超える満足感を得られないことが自分の中でほとんどなんですよね。

なので〝舞台ってどうなの……?〟と当初は全く乗り気じゃありませんでしたが、日本公演を観に行った家族が大絶賛していて「絶対に行くべき!」と言われたため、思い切って最上階の35ポンドの安いチケットを買いました(笑)

観覧席の扉が開くまでの間、小腹が空いたということで奥さんがつまみを買ってきて2人で40分ほどポリポリとおかきを食べて待っていました。

メニューにおにぎりもあったのですが、なぜか無いと言われたと言っていました。もしかしたら夜の部だけなのかもしれないですね、自分たちが行ったのは昼の部だったので。

というわけで、途中休憩を含めて3時間ほどの舞台を楽しみました。

舞台の撮影は一切禁止というアナウンスがあったため、残念ですがコロシアム内の写真は撮っていません。一応、優良ブログを目指しているのでダメなことはやりません。

とはいえ実際はルールを守っている人はほぼいませんでした、まぁゴージャスな雰囲気なので写真を撮りたい気持ちは確かに分かりますけどね。見たい方は、Wikipediaに写真載ってます。

London Coliseum - Wikipedia

代わりに、エントランスの綺麗な天井を載せておきます 📸

途中、インターバルでアイスも食べました 🍨

奥さん曰く、イギリスではこうやって幕間にアイスクリームを食べるのが定番なんだそう。理由は分からんとのことですが、売り子さんの籠に入った沢山のアイスは飛ぶように売れていました。

というわけで、ここからは色々と感想です。

個人的には凄く良かったです、思ったよりも全然楽しめました!

原作の雰囲気を損なうことなく上手く再現できていて、本当に感心しました。アレンジが嫌いな自分にとって、まさにピッタリという感じ。逆にアレンジ好きな人にとっては物足りないかも?🤔 それくらい原作に忠実でした。

出演者について、観る前は文句を垂れていましたが、皆さん上手で全く気になりませんでした。特に千尋役の森莉那さん、ハク役の増子敦貴さん、本当に良かったです!!

続いて、席について。

これはもうやっぱり、3階席の安い席 + 舞台まで傾斜がある = かなり見づらい、という方程式です。

特に前の席に座っていたナチュラル・リーゼント野郎のせいで、途中何度もくじけそうになりましたが、何とか最後まで耐え切ったという感じです。本当に何度か頭を蹴ろうかと思いました。後ろの席には課外授業でやってきていた地元の中学生たち20人ほどが引率の先生たちに連れられ、上演中もゴゾゴゾうるさくて奥さんも不満気でした。

というわけで、しっかり値段に見合った席という感じでした。

最後に「全編日本語上演」についてですが、コロシアムの舞台上には電光掲示板が設置されており、そこに英語字幕が表示されるので原作を知らなくても内容はしっかり理解できるはずです。

奥さんはジブリファンで原作を何度も見ていますが、字幕もあって満足だったそうです👌

自分も昔オーストラリアでイギリス人の友達に誘われて字幕なしで『アベンジャーズ』か何かを観に行きましたが、ほぼ寝てました。死ぬほど長いと思った記憶しかありません 😄 3時間ずっと字幕なしで外国語の舞台は流石にキツいですもんね……

何はともあれ、楽しかったです!

イギリス住みの方でまだ観てない方、是非行ってみてはいかがでしょうか✨

London Coliseum
ロンドン地下鉄チャリング・クロス駅から徒歩5分

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