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イギリス最大の日本文化展「HYPER JAPAN」が凄かった!

エンタメ・カルチャー
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今回は7月にロンドンで開催された大きな日本イベント「HYPER JAPAN」に潜入してきた時の様子をレポート!🇯🇵

途上を走るオーバーグラウンドに乗って降り立ったのは、ロンドン西部にあるケンジントン・オリンピア駅。駅名にある〝オリンピア〟こそ、今回ハイパージャパンが開催される大型展示場「Olympia London」の名前だ。

漫画、アニメ、音楽、ファッション、ゲームなど日本文化を紹介するために2020年からロンドンで開催され始めたハイパージャパンは、イギリス最大、かつヨーロッパ最大規模の日本イベントということで、イギリスだけでなく、フランスやベルギーなどの近隣諸国の日本ファンも駆けつけるなど毎年大きな反響を呼んでいるようだ。

早速、展示場に入ってみると、既に多くの人で賑わっていた!

大型展示場といえば東京ビックサイトや幕張メッセなどを思い浮かべるが、このオリンピアはかなり年季が入っているように思えたので調べてみると、なんと1886年オープンという歴史の長い建物で驚いた。

流石は、イギリス。

観光誘致のためのブースが出ていたり、日本の漫画やフィギュアを売っているブースがあったり、ゲーム機を使える場所があったり……

中でも日本の食器や湯呑みの販売ブースは特に人気で、常に多くの人で賑わっていた印象。

長蛇の列の先にあったのは……

日本食が食べられる、飲食エリア。

たこ焼きやお好み焼きといった粉ものから、牛丼、カレー、餃子など美味しそうなブースが多く出店していた。

列に並んでいる人の中には、アニメの人気キャラクターのコスプレしている人もいたぞ!

人々の熱気と飲食ブースの調理の熱気が相まって、展示場内は蒸し風呂のように暑かったので、台湾で人気のドリンクスタンド、一芳(イーファン)でタピオカミルクティーをゲット!

このように日本企業だけでなく、〝JAPAN〟ブランドを頼って出店してきた外国企業もいくつか見られた。

こちらの「New Kenji Rice」というブランド、どこかスーパーで売られているのを見たことがある気もするが、ともかくイタリア発の日本米ということで今や〝Japanese Rice〟も着実にグローバル化の流れを辿っているようだ。

海外で低価格かつ美味しい外国産の日本米が食べられる日が来るのも、もしかするとそう遠くないのかもしれない。

食べ物の他には外国で人気の盆栽ブースがあったり、

ワンピースの『ウィーアー』を繰り返し熱唱しているグループがいたり、

近未来的なガチャガチャに興奮している人がいたり、皆さんイベントを楽しんでいるようだった。

ちなみに奥さんはこちらの「パイナップルにごり酒(大関株式会社)」なるものを購入、家で飲んでみたところ「フルーティーで美味しい!」と絶賛していた。

自分も一口貰ったが、コクのある甘味とパイナップルの香りが効いて飲みやすく、確かに女性が好きそうなお酒といった感じ。

ホームページを見たところ、どうやらアメリカで人気のお酒らしく、ならば確かにイギリスでもウケるだろう。

ちなみに自分たちがブースに行った際、イチゴ味は既に完売していたため購入できず。奥さん曰く、本当はイチゴが飲みたかったらしい、残念……😂🍓

ステージではじゃんけん大会があったり、剣術を披露する女性グループのパフォーマンスが行なわれていたりした。

浴衣姿のキティちゃんも応援に駆けつけており、自分たちも展示場を後にする前に記念撮影してもらった(笑)

近年「クールジャパン」という言葉がよく使われるが、実際に外国で生活していると確かに日本文化が海外で着実に浸透しているということがはっきりと分かる。特に若い世代(自分たちと同じか、それ以下)の人たちと会話すると、どこの国であってもアニメやゲームが生活に根付いており、もはや〝JAPAN〟に対するイメージが「車」や「家電」でない事も多い。

時代が変われば人々の認識も自然と変わっていくが、日本のポップカルチャーが世界に受け入れられ始めた今でも、こういう地道な普及活動はきっと大事なことなんだろうと感じた。

というわけで、来年こそは是非サンリオの他のキャラクターも連れてきてあげてほしい。キティちゃんだけじゃ大変だ 😂

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