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【気分はもう英国貴族】サファリパーク付きのお屋敷「ロングリート」に行ってきた!

イギリス
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今回はイギリスの伝統的な貴族屋敷と、そこに併設されたアフリカ以外では世界初のサファリパークがあるという「ロングリート」という所に行ってきたので、その時の様子について紹介していこうと思う!

ロングリート・ハウスについて

歴史

ロングリート・ハウスはテューダー朝期の軍人であった「サー・ジョン・シン」によって1,500年頃に建設されたことに始まる。その後、一族の「トマス・シン」が〝バース侯爵〟という爵位を叙せられたことからロングリートはバース侯爵邸と呼ばれるようになり、現在も一族の所有地となっている。

こうした中世の戦乱期以降に貴族のお屋敷として機能していた住居は カントリー・ハウス(English Country House)と呼ばれ、二度の戦火を逃れた現在でもイギリス国内に残存し、その多くが一般公開されている。

古き良き英国風情が感じられる建物であるため、TVや映画のロケ地としても人気だ。カントリー・ハウスという言葉を知らなかったという人も、知らず知らずのうちに1度は目にしているだろう。

『ハリー・ポッター』シリーズの中で、ホグワーツ魔法学校の一部として登場する「アニック城」も有名なカントリー・ハウスの1つだ。

*ハリー・ポッターが好きな方は、合わせてこちらの記事もどうぞ!*

             ⬇︎⬇︎

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敷地面積

貴族のお屋敷ということで敷地が広いというのは言わずもがな、ではどれくらい広いのかというとお庭やら周辺の土地も含めて約36.6平方キロメートルだそう。

〝いやいや、平方キロメートルじゃ分からんでしょ!〟というワガママな方のために、仕方ないので東京ドーム方式で見てみることにする。

東京ドームとは | 東京ドーム
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東京ドーム = 46,755平方メートル = 約0.046755平方キロメートル

              ⬇️

これをロングリートの面積(36.6平方キロメートル)で割ると……

              ⬇️

       36.6 ÷ 0.046755 = 782.803……

つまり、敷地内は東京ドーム「約783個分」 の大きさだということだ。

ロングリートがいかに広いか、これでようやくお分かり頂けたと思う。

サファリパークを体験!

そんな莫大な土地を持っていたバース一族だからこそ、集めた動物を放し飼いにして楽しめる「サファリパーク」を開園することができたというわけだ。

ちなみにロングリート・サファリパークは、アフリカを除いて世界で最初に開園された由緒あるサファリパークでもあるぞ!

動物の角のような巨大なゲートを越えると、まるで『ホビット』に出てきたような小屋が!

専用のアプリをダウンロードして位置情報をオンにしておくと、ドライブしながらスマホから自動的にそのエリアの動物たちについての解説が聞けるようになるので、マイカーでいながらサファリカーに乗っているような感覚になって面白い。

気分はもう、〝ホントにホントにホントにホントにライオンだ〜〟♪

もちろんイギリス人が共感してくれるはずもなく、心の中で歌っていた(笑)

こんな感じで、お猿さんたちは躊躇なく車のあらゆる部分に乗ってくる。

自分たちの車は何事も無かったが、途中でバンパーをもぎ取られている車も見たので全てはお猿さんたちの気分次第ということのよう……😅

こうして普通の動物園のように管理されたエリアで車から降りて動物たちを観察したり、触れ合えたりする場所もちゃんとある。

ロングリート・ハウスを見学

というわけでサファリパークを終え、今度はこの敷地の持ち主であるバース侯爵邸の見学へ。

ロングリートのシンボルはどうやら〝ライオン〟のようなのだが、それはやはりライオンが長きに渡ってイングランドという国のシンボルになってきたからだろうか?

こちらが玄関を入ったところの大広間だが、本当に桁違いのゴージャスさ。

こちらの馬車は故エリザベス2世が1953年に戴冠式を行なった際、当時のバース侯爵が式典への出席のために使用したものだそう。

女王陛下が1980年にロングリートを訪問された際に残したサインも展示されていた。

女王からサイン貰えちゃうんだもんな〜、確かにこれは本物の貴族で間違いなさそう。

しかし、まぁ広くて大きいこと。もはや家じゃなく高級ホテルと考えた方がしっくりくる。

バスルームが、もはやバスルームではない。

まとめ

というわけで、今回はイギリス貴族の邸宅とサファリパークが一緒になった「ロングリート」について紹介した!

イギリス貴族といえば、NHK「猫のしっぽ カエルの手」で一躍有名になった ベニシア・スタンリー・スミス さんがいるが、これほどまでの特権階級であってもそれを捨てて生涯日本に定住してしまった人もいるのだから、人間って本当に分からない。

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