【世界遺産】中世七不思議の1つ「ストーンヘンジ」に行ってみた!

イギリス観光

今回は中世の七不思議にも数えられる、イギリスの観光名所「ストーンヘンジ」を訪れてきたので、その時の様子について紹介していこうと思う!

ストーンヘンジとは?

ストーンヘンジ(Stonehenge)は、イギリス南部ウィルトシャー州のソールズベリー地区にある「環状列石」と呼ばれる古代遺跡である。巨大な石が円を描くように並べられていることが多いことから、一般的に〝ストーンサークル〟と呼ばれることが多い。

ストーンヘンジはその中でも最もよく知られた遺跡であり、周辺に点在する遺構なども含めて1986年に「ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群」としてユネスコ世界遺産に登録されている。

またストーンヘンジはイギリスの歴史遺産を保護する団体 English Heritage によって管理されている。チケットの値段は時期によって異なり、ピーク時だと大体26ポンドくらいに設定されていることが多いが、年間パスを持っていれば入場無料。

Prices and Opening Times for Stonehenge | English Heritage
Prices and Opening Times for Stonehenge

観光の様子

というわけで、実際にストーンヘンジに行ってみた!

朝早くに家を出て、休憩を挟みながら2時間半ほど車を走らせると、ようやく小高い丘の上にそれらしき物が見えてきた!

大草原の中にある駐車場に車を停めると、近くに記念碑らしきものが佇むのを発見。

記述によるところ、どうやらイギリスの航空史におけるパイオニア的存在であり、現イギリス空軍の母体である「英国陸軍航空隊」における最初の殉職者となったユースタス・ロレーン将校と、同乗していたもう1人の観測者のために建てられたものだそうだ。

展示施設でストーンヘンジを知ろう!

実物のストーンヘンジを訪れる前に、まずはこちらの展示施設を見学してストーンヘンジに関する予備知識を身に付けよう!

トイレが真横じゃなかったら、きっといい記念撮影スポットだったはず……!?

施設に入ると、入り口を囲むスクリーンをバックにスタッフの方が既にストーンヘンジについて解説中だった。

ストーンヘンジは紀元前2,500年前、今から約4,500年ほど前にブリテン島に住む古代人が作り始めたとされているが、その目的について確かな結論は出ておらず、「太陽崇拝」のための儀式場や、古代の天文台など様々な説があるらしい。

ギリシャのパルテノン神殿、イタリアのコロッセオ、イースター島のモアイ像、ペルーのマチュピチュ遺跡など錚々たる超有名古代遺跡が並ぶが、ストーンヘンジの歴史はそれよりも遥かに長く、エジプトにあるギザのピラミッドとほぼ同年代ということが分かっている。

ちなみに日本に邪馬台国が出現し始めたと言われているのが、西暦200年ごろ。

周辺で出土した古代人の骨や土器なども展示されており、古代人がストーンヘンジと共に生活していたという証拠がいくつも垣間見れる。

この後、実際にストーンヘンジに向かうのだが、何度も言っているがこの一帯はただ草原が広がるのみで飲食店などが全くない。

博物館をじっくり見学して小腹も空いてきたので、施設内の売店で飲み物や軽食を購入。ホットフードはミートパイとソーセージロールという、典型的なイギリス料理が並ぶ。

いざ、本物のストーンヘンジへ!

展示施設の外には当時の人々が生活していたとされる住居が再現されており、実際に中に入ることもできる。

というわけで、いよいよ現物のある場所へ向かうのだが、施設内を走るストーンヘンジ行きのバスはご覧の通りの大混雑……

さすがは、有名世界遺産といったところ。

しかし、バスに頼らずとも歩いて向かうことができるのがストーンヘンジなのだ!

というわけで、自分たちは歩くよ〜〜

歩きながら先ほど売店で買ったビーフパイを頬張ってみたが、とにかく味が無くて、しっかりイギリスらしさを感じられた。

途中、ちょっとした雑木林を抜け……ダラダラ歩くこと約30分!

ようやく、本物が見えてきた……!!

遂に到着、本物の「ストーンヘンジ」!!

教科書などで誰しも1度は目にしたことがあっても、さすがにわざわざここまで見に来るという人は少ないはず。

実際に見てみると、想像していたよりもかなり大きいということに気付く。ストーンヘンジの周囲はロープで近寄れないようになっているものの、それでも各の石がずっしりと聳え立っているような感じだ。

周囲に高い建物がひとつも無いため、広々した空を背に映るストーンヘンジはなんとも神々しく見える。この辺りはイギリスでも有名なパワースポットとしても知られるそうで、中には近くでUFOを目撃したという人もいるのだとか……🛸

サークルの外に立つ玄武岩で出来た柱は「ブルーストーン」と呼ばれ、真ん中のストーンサークルが作られるよりもさらに古く、ここから約280キロ以上離れた南ウェールズから運ばれてきたものなのだそう。

頑張ってパノラマ写真も撮ってみたのだが、こんな感じでストーンヘンジの周囲を歩きながら見学できるようになっているのが分かるだろう。

ストーンヘンジは夏至の日に一夜限りで開放され、 ペイガン と呼ばれる多神教を信仰する多くの人々が集まることでも知られており、その日だけは柵内に立ち入ることも石に触れることも許されるそうだ。

ストーンヘンジで祝う夏至 英
【6月22日 AFP】英南部にある古代遺跡「ストーンヘンジ(Stonehenge)」で21日、昼の時間が1年で最も長くなる夏至の日を祝うイベントが行われた。

ペイガンの人々については、グラストンベリーという町を訪れた時のブログでまた詳しく紹介しようと思っているのでお楽しみに。

帰りはバスに乗ったのだが、やはりラクだ。子供連れなら迷わずバスをお勧めしたい。大人だけであれば、行きは歩きながら自然を感じ、帰りはバスを利用すればいいと思う。

ギフトショップには〝スターウォーズ〟っぽいTシャツ、マグネット、お菓子など色々なお土産があった。

まとめ

というわけで、今回はイギリスの世界遺産「ストーンヘンジ」に観光に行った様子について紹介した。

大草原に突如としていくつもの巨石が現れる光景は、何とも不思議で神秘的な雰囲気を醸し出していて〝パワースポット〟と呼ばれる理由が分かった気がした。

ロンドンからはかなり離れているのでアクセスが少し面倒だが、それでも日帰りで行ける距離なので長期でイギリスに滞在するのであれば是非1度は訪れてみてほしい場所だ。

Stonehenge | English Heritage
Walk in the footsteps of your Neolithic ancestors at Stonehenge – one of the wonders of the world and the best-known pre...

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