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【オランダ・ベルギー観光④】アムステルダム市内をぶらり散歩。

旅行
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ここからはいよいよ、アムステルダム観光です! 🇳🇱

デン・ハーグからスキポール空港に戻り、いよいよオランダの首都に到着です。

煉瓦造りの荘厳なアムステルダム中央駅(Amsterdam Centraal)で、まずは一枚。どことなく〝東京駅〟を連想させるような雰囲気ですね!

(実際、東京駅とアムステルダム中央駅は2006年に姉妹駅となっていました)🇯🇵 🇳🇱

トラムが走る風景を見るのは久しぶり(ワーホリで行ったオーストラリア・メルボルン以来)で、ここでもどこか懐かしさを覚えました。

ありきたりですが、「ヨーロッパだ〜」と感慨深く思いました(笑)

アムステルダム中央駅から伸びる大通りを歩いていくと、行き交う人々の群れに混じって仄かに香る、マリファナ(大麻)の香り……

日本やイギリスで違法とされるマリファナも、オランダでは楽しむことができます。周囲には歩きながら吸っている人もおり、カルチャーショックを受けるかもしれません。

隙間なく並ぶ細長くカラフルな建物と運河を行き交う遊覧船は、まさにテレビでよく見るアムステルダムの景色 🇳🇱

建物が細長くなった理由は、オランダ政府が間口の広さで税金を徴収していたという歴史に由来します。つまり、間口を狭くすることによって〝税金対策〟をしていたというわけです。

というわけで狭くなった間口から家具を入れることが困難になり、そのため家の軒にフックを付けて、運河から釣り上げるように部屋に入れるようになったのだそう。

その際、建物が垂直だと吊り上げた物が壁に当たって傷つけてしまうため、敢えて傾かせるように建てたのだとか。

しかし、人って本当に色々なことを考えますよね(笑)

運河をバックに停めてある自転車を写すだけでも、こんなに〝アムステルダム感〟のある写真が撮れてしまいます。

細い路地を奥へ奥へと進んで行くと、よくあるファストフード店や土産物屋などに代わって少しずつ猥雑な雰囲気のお店が増えていくのに気付きます。

すると、前を歩く奥さんが振り返って軽く目配せ。

通路左のピンクネオンに照らされた縦に長い大きなガラス窓、赤いカーテンの開いた、言わば〝ショーケース〟の中には、立ったままこちらを見つめるランジェリー姿の女性たちが。

この辺りは「飾り窓」と呼ばれる、アムステルダムで有名な売春街(レッド・ライト・ディストリクト)。時刻は間も無く16時に差し掛かろうというところで、日が暮れるにつれてこのエリアも活気が出てくるに違いありません。

町には、「コーヒーショップ」と呼ばれるお店が多くあります。

しかし〝コーヒーショップ〟というのは建前(本当に飲めるお店もあります)で、本当はマリファナを楽しめるお店として知られています。

賑わっていますが、ファッショナブルというよりはやはりどこか怪しさがあり、そこで嗜んでいる客もイメージ通りというか、客観的に見てそういう印象を受けました。

雰囲気的に、自分はちょっと入れなかったです。ちなみに写真はマリファナ・ミュージアムという博物館で、グッズなどの土産物も売っていました。

厳密に言うと、マリファナはオランダでは合法化ではありません。「非犯罪化」という、〝良くないけれど罰することはしませんよ〟という政策を取ってきているため、人々が所持、使用するのを許容しているという姿勢です。というわけで、日本の「性風俗」と立場的には同じです。グレーですね。

ただ、最近はマナーの悪い観光客が急増しており、市は主要な観光客であるイギリスの若者に向けて〝アムステルダムに来ないよう〟呼びかける異例のキャンペーンを実施したり、風俗街を町の中心部から遠ざける計画も出ているそうです。

「利益」と「治安」の両立というのは、観光客を誘致する上でしっかりと考えておかなければならない重要な問題です。

マリファナ、売春と、オランダは他のヨーロッパの国と比べて〝自由〟であることを観光の強みにしてきましたが、こうした流れを機に、これからアムステルダムの街も少しずつ変わっていくのかもしれません。

というわけで、裏通りから再び、表通りへ。

アムステルダムを本拠地とするオランダのサッカークラブ、 Ajax Amsterdam (アヤックス・アムステルダム)のオフィシャルストアを見つけました!

オランダ1部リーグ「エーデルヴィジ」優勝28回、UEFAチャンピオンズリーグは3冠を含む優勝4回と、サッカー好きならアヤックスの名前を知らない人はいないはず。

ヨハン・クライフを筆頭に、アーセナルのレジェンド「デニス・ベルカンプ」、ファン・デル・サール、ライカールト、ダーヴィッツ、セードルフ、ファン・バステン、クライファート、スナイデル、ナイジェル・デ・ヨング……などなど、アヤックス出身の世界的スーパースターを挙げたら枚挙に暇がありません。

学生時代に世界一周をしていたサッカー好きの友人からお土産を貰って以来、アヤックスは常に自分にとって思い入れのあるクラブでした。

アヤックスストアを出てさらに歩くと、有名な「ダム広場」まで辿り着きました。

元々はアムステル川を堰き止める「ダム」があった場所で、まさにこの〝アムステルダム〟という地名が生まれるきっかけとなった場所だそう。

周りには第二次世界大戦の戦没者慰霊モニュメントや、ロンドンにある蝋人形館「マダム・タッソー」のアムステルダム分館というのもありました。

正面の立派な建物はダム広場のシンボルとして有名な「王宮」と呼ばれる建物ですが、元々は市庁舎として建てられたものでオランダ王室が住んだことはないのだそう。

王宮と呼ばれる理由は、かつてフランスがオランダに侵攻した際、フランス皇帝ナポレオンの弟「ルイ・ボナパルト」がオランダ国王として即位し、眺めの良いこの建物を住まいとして使ったことに由来するそう。

スペインから独立し、ポルトガルから覇権を奪い、フランスに侵攻され、イギリスと戦争し、ドイツに占領されるなど、オランダの歴史は、まさに〝戦いの歴史、とも言えます。

というわけで、大忙しの1日目が無事に終了!

ホテルに戻って、お待ちかねのディナータイムです。

せっかくオランダに来ているということで、今夜はハイネケンで Cheers 🥂

過去にインドネシアを植民地としていただけあって、オランダでは美味しいインドネシア料理が食べられるとの話を聞き、インドネシア版チャーハン「ナシゴレン」を注文 🍽️

噂に違わず、今まで食べたナシゴレンの中で1、2を争う美味しさでした!

エビもプリップリ!!

美味しいものも食べて、今日はゆっくり寝れそうです。

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