イギリスで本場のアフタヌーンティーを楽しんできた!

アフタヌーンティー

先日、家族で地元のアフタヌーンティーに行ってきた!

自分にとっては日本での経験を含めて〝人生初〟のアフタヌーンティーということで緊張していたが、とても楽しむことができたので今回はその時のことについて紹介していきたい。

英国文化「アフタヌーンティー」とは?

アフタヌーンティーとは、紅茶を飲みながらサンドイッチやケーキを楽しむというイギリスを代表する文化の1つ。その起源は19世紀のイングランドが発祥と言われており、Anna Maria Russell、またの名を〝ベッドフォード公爵夫人〟と言う貴婦人がまだランチ文化のなかった時代に昼下がりの空腹を満たすため友人を招いて茶会を開いたのが始まりなのだそうだ。

そんなベッドフォード公爵夫人、実は日本人がよく購入するある意外なものに描かれていると知っていただろうか?それがキリンビバレッジの代表商品、『午後の紅茶』である。タイトルの上に小さく描かれた貴婦人のデザイン、あれが実はベットフォード公爵夫人だったというわけ。

彼女こそ、まさに午後ティーの〝産みの親〟と言っても過言ではない。

人生初のアフタヌーンティー

そんなイギリスを代表する文化を、自分も初めて体験できる機会を頂いた。

ロンドン中心部でアフタヌーンティーをしようとすると、例えば日本でも有名なイギリスの高級デパート Fortnum & Mason では大人/70ポンド(約12,000円)も掛かってしまうが、イギリスにはもっと手頃に地元の人々がアフタヌーンティーが楽しめる場所があるのだ。

訪れたのはロンドンの隣、エセックス州にある Orsett Hall というホテル。

17世紀に建てられたという由緒あるレンガ作りの建物だが、実は2007年の火災によって全焼してしまったため現在では新しく建て替えられたものなのだそう。それでも、かなり立派な見た目のホテルだ。

土曜日ということで週末料金ではあったが、それでも大人/27.5ポンドとロンドン中心部の平均価格と比較すると半額以下という激安設定!

アフタヌーンティーを楽しむ際にドレスコードは必須ではなかったが、やはりホテルということでキチンとした身だしなみをして行くのはマナーとなっている。

席に座ると分厚い本のようなものが持って来られ、中は紅茶のメニュー表となっていた。ケースに入った茶葉のサンプルと一緒にきちんと説明書きも添えられていて、スタッフの方がアフタヌーンティー初心者の自分にも分かりやすく丁寧に説明してくれた。

というわけで自分は Jasmine Blossom、彼女は Milk Oolong をオーダー。

お洒落な食器とともに、スコーン用のジャムとクロテッドクリームが運ばれてきた。

ジャムは Wilkin & Sons という英国王室御用達のブランドのもので、食べきりサイズなのに瓶詰めというところが高級感があってお洒落!会社が設立された場所にちなんで〝Tiptree〟と呼ばれて親しまれているそうで、奥さんが日本に遊びに来た際にもお土産で貰ったことがあったのを思い出した。

紅茶

いよいよ紅茶がやってきたが、ポットの中には大きな茶葉がこれでもかというほど入っている!!

カップに注ぐと黄金色のお茶から湯気と一緒に柔らかな匂いが立ちのぼり、口に含むとジャスミンの香りが鼻の中へと広がって一気に幸せな気持ちになった。家で飲むそれとは、完全に別物。

紅茶が美味しいのは言わずもがな、その美味しさをより引き立たせてくれるのはやはり「ポット」や「ティーカップ」などの食器類かもしれない。イギリスにはレトロなアンティーク雑貨も多いと聞いていたので、近いうちにアンティークショップを訪れてみたいと思わせてくれた。

食事

紅茶を嗜んでいるうちに、お待ちかねのティースタンドが登場。下段にサンドイッチ、中段にケーキやマカロンなどのデザート類、上段にスコーンが乗っていて、1つのティースタンドで大人2人分の量となる。

エッグマヨやチーズなどのお馴染みのサンドイッチの具材が並ぶ中、「コロネーション・チキン」と呼ばれる黄色い具材のものを発見。食べてみるとクリーミーなカレー味で、これが予想を覆す美味しさですっかりハマってしまった。ほのかに甘みのあるカレークリーム味、絶対に日本人受けするはずだ。

ちなみにコロネーション(Coronation)とは〝戴冠式〟を意味し、1954年に現在の女王であるエリザベス二世の即位の際に考案されたメニューなのだそう。今ではイギリスの味と言えるほど広く浸透しており、コンビニのサンドイッチにも見つけることができる。

そして、お待ちかねの「スコーン」を頂く。

オーダーの際にプレーンとレーズンの2種類から選ぶことができた。スコーンに関しては決まった食べ方があって、最初にナイフで半分にカットして、スコーンをお皿がわりにクロテッドクリームとストロベリージャムをこれでもかというほどたっぷり乗せて頂いた。一見すると水気が少なくパサついた食感のように思えるかもしれないが、食べてみると温かくしっとりしていて予想の数倍美味しかった。

ところでイギリスでは「ジャムとクリームどちらを先に乗せるか論争」というのがあって、ジャムを先に乗せる〝コーンウォール派〟とクリームを先に乗せる〝デヴォン派〟に別れるのだそう。彼女はコーンウォール派らしい。自分もクリームを後乗せしたほうが綺麗に見えるという理由で、コーンウォール派に一票入れたい。

Orsett Hall は結婚式にもなっているということで、この日も地元のカップルが家族や友人たちを招いて式を挙げていた。お腹もいっぱいになり、幸せオーラを分けてもらいほっこりした気持ちになってホテルを後にした。

まとめ

というわけで、今回は本場イギリスのアフタヌーンティーについて紹介した。

これまで〝アフタヌーンティー〟と聞くと主に女性が楽しむものという固定観念があったが、実際は男性の自分でも凄く楽しめたし、何より英国文化をダイレクトに感じることができるものだったので、イギリス旅行を計画している方には是非体験してもらいたい!

ちなみに、ロンドン中心部では高級ホテルや Fortnum & Mason など一部の高級デパートでよりラグジュアリーなアフタヌーンティーを楽しむことができる。

コメント