前回、婚約者ビザから配偶者ビザへ切り替えるためのプロセスについて書いたが、今回ようやくバイオメトリクス(生体認証)へ行ってきたのでその時の様子について書いていきたいと思う。
ビザ申請センターへの行き方
今回行ってきたのは、ロンドン中心部 Fencherch Street 駅から徒歩3分ほどの場所にある「London Mark Lane. Service Point」というビザ申請センター。
前回も話した通り、ロンドンでバイオメトリクスを登録しようとすると通常のスタンダード・コースでも有料の予約しかできないところも多く存在する。ただ、最近になって無料の予約枠もだんだんと増えてきているとのことなのでチャンスを逃さないようにしたい。(2022年6月時点)
バイオメトリクスに持参するもの
当日、ビザ申請センターに持参する必要があったのは以下の3点。
- QRコードが付いた予約票
- パスポート
- 未アップロードのサポート資料(任意)
当日の様子
予約日の重要事項として、以下のようなルールが定められていた。
- 待ちスペースには限りがあるので早めに到着しないこと
- 入館は予約者本人のみに限られること
- 付き添いの方は必ずIDを持参すること
- 公衆衛生ガイダンスに従うこと
早めに到着してはいけないと分かってはいたものの、しっかり場所を確認したかったのとブログ用に周辺写真を撮っておこうと思って1時間ほど前にオフィスに到着。建物の前でブログ用の写真を撮っていると、エントランスからお姉さんがこっちに向かって手招きしているではないか!
というわけで、招かれるまま建物に入ってみることに。
You、今日予約か? 何時やねん?
はい、でも自分まだ予約まで時間あるっす!
関係あらへん、カモン!
というわけで、予約までまだまだ時間が余っていたもののお姉さんに誘導されるままバイオメトリクスを受けることに。早めに受けられるに越したことはないが、メールやウェブサイトであれだけ早めに来るなと言ってたのに、何だかイマイチよく分からない(笑)この国にはルールはあっても、状況によって現場が結構フレキシブルに動けるいてくれることが日本と比べてよくあるということか。
そういえば、NHSで3回目のワクチン接種をさせてもらった時もそんな感じがしたっけ。
個室に通されると、中では担当のお姉さんがジュースを飲みながら待機。
あの〜、今日ってもしかして空いてます?
どうかな〜、朝はクソ混んでたけどね♪
なんて話しながらも、やることは東京のビザ申請センターで経験したこととほぼ変わらず。
ビザを申請する側としてはどうしても緊張してしまうわけだが、お姉さんの方はというと口笛を吹いたりしてご機嫌な様子で、しまいには「そこまで緊張しなくていいのよ〜」と言われる始末。笑
パスポートのチェック → 顔写真の撮影 → 指紋採取という一連の流れが済むと、いよいよ正式に配偶者ビザの申請になる。
じゃあ、提出すっど!
お願いしやす!
こんな感じで30分もかからず、無事に配偶者ビザの申請が完了。
本来の予約時刻よりも早く終わってしまい拍子抜けして外に出てみると、建物の前には順番を待つ人だかりが!!受付のお姉さんはきっとそのことを見越して早く到着した自分を招き入れたのだろうが、それにしても時間通りに来た人が損をしていて少し申し訳ない気持ちになった。
今後は申請が通れば移民局からレターが届くそうなので、暫くは気長に待つことにする。
UK Visa and Citizenship Application Services
London Mark Lane. Service Point
Fenchurch Street 駅、正面玄関出口より徒歩1分
【スキャン、翻訳(プレミアムのみ)サービス有】
Monday – Friday:13:30 – 20:30|Saturday:09:00 – 17:30
Sunday:Close
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