前回の記事でレゴランド・ウィンザーについて書きましたが、レゴランドのホテルにも宿泊したので今回はその様子ついても紹介したいと思います。
レゴランド・ウィンザーには3つの宿泊施設がありますが、今回はその中でも最も新しく、2024年5月にオープンした Woodland Village というコテージ型のホテルに泊まってみました。
レセプション
まずはレセプションでチェックインを済ませてルームキーを受け取り、実際に宿泊するコテージへ荷物を持って移動します。
〝ビレッジ〟という名の通り、広大な敷地には独立したログハウス調のコテージが沢山並んでいます。
また、コテージ周辺には子供たちが遊べる遊具施設が幾つかありました。
コテージ
各エリアは目印となる動物ごとにまとめられています。今回、自分たちが宿泊したコテージは鷹エリアでした。
スタンダードルームは、ダブルベッド、二段ベッド付きの子供部屋、TV、トイレ、シャワー、冷蔵庫、宿泊者専用の無料Wi-Fiなど、レゴの見た目以外は普通のビジネスホテルといった感じ。
冷房がないので小さな扇風機が2台用意されていたのが唯一の違いだったかもしれませんが、実際、8月に宿泊したのですがコテージ内は蒸し暑く、扇風機は絶対に必要だと感じました。
ここからは、子供部屋について。
夜空を映すプロジェクターが付いていたり、いつでも好きな時に『LEGO』シリーズの映画が観れたり、おまけにレゴブロックが用意されたりしていて、まさに〝レゴ尽くし〟といったところ。
狭い感じもしますが、意外とこれくらいの広さの方が〝秘密基地感〟が出て子供たちにとっては嬉しいのかもしれません。
ただ、レゴブロックは本当にブロックのみでその他のパーツは用意されておらず(色々置いていたらきっとすぐ盗まれるので、こればっかりは仕方ないんでしょう)、自宅からマイパーツを持参するか、もしくはショップで調達しておくと子供たちはより楽しめると思います 👌
実際、ガキんちょもブロックだけでは退屈だと不満を漏らしていました(笑)
ちなみにレゴ台の下は金庫になっており、鍵を開けるにはクイズを解く必要があります 🔐
こんな感じで、部屋に置かれていた紙には3つのクイズが用意されていました。この答えが鍵を開けるためのナンバーとなっているわけです 💡
というわけで白熱した議論の末、ようやく鍵を開けることに成功!!
金庫の中にはぬいぐるみ、お絵かきセットなどの子供向けギフトが入っていました。これにはガキんちょも大満足だったようです!
レストラン
宿泊者専用のレストランはレセプションのすぐ隣にあり、初日はここで夕食をとりました。
フルーツソースが掛かったハムカツサラダのスターターに注文しましたが、これが何とも言えない爽やかさで実に美味しかったです!
良い意味でイギリスらしくない感じがしました(笑)
自分とガキんちょはメインにハンバーガーを頼みましたが、レゴランドのレストランとは打って変わって、こちらもしっかり美味しくてひと安心 ☺️
奥さんはチキンとマッシュドポテトのキノコソース掛けのようなものを食べていましたが、味見させてもらったところ、ハンバーガーより美味しかった気がします 😆
というわけで、1スターター + メイン3つ(内1つはキッズ)+ ドリンクで……
お会計は £90 (税込)でした!!
最近は円も少しずつ盛り返してきて1ポンド = 185円(2024年9月現在)辺りまで下がってきてはいるものの、それでも¥16,000円超えと、まだまだ驚異的な値段です…… 😱
レストランのバーは、QRコードから注文するセルフオーダー式。
向かいにブロックコーナーがあるので、子供連れでもお酒を楽しめるようにはなっています。ゆったりできるかは分かりませんが 😂
また前方はステージのようになっていて、時間になるとレゴの着ぐるみが出てきて曲に合わせて踊ったり、一緒に写真撮影が出来たりなど、食事中も子供を飽きさせない工夫もされていました。
翌日のモーニングは、イングリッシュ・ブレックファースト。パン、飲み物はバイキング形式で、普通に美味しい朝食でした 🇬🇧
一点、コーヒーだけはお湯にドリップコーヒーを2、3滴垂らしただけのような味で絶望しそうになりましたが、バーカウンターでコスタのコーヒーが頼めたので死なずに済みました。
ちなみに、モーニングは宿泊料に含まれています。
番外編
必要な方に向けてちょっとした豆知識というか、裏ワザも載せておこうと思います。
〝レストランに食べたいメニューがない、なるべく食費を安く抑えたい……〟
そんな時、Woodland Village では デリバリーフード という奥の手が使えます。(使えますというか、勝手に使っているといった方が正しいかもしれませんが……😂)
いずれにせよ、Uber Eats などのフードデリバリー・サービスを利用することできます。
自分たちがレセプションの建物の横で立って配達員を待っていると、同じようにスマホを眺めながらどこかソワソワと立っている男性が1人。
あれ、もしかしてあんたもデリバリー待っとる?
奥さんが話しかけると、「え、やっぱ同じこと考える奴っているんだなぁ〜」とちょっぴり恥ずかしそうに笑うガテン系のおっちゃん。
サウサンプトンから来たという彼は、奥さんと3人の子供を連れて宿泊中とのことで、
「流石に5人で毎回あの価格の飯ばっか食ってらんねぇよ、だって俺たち3泊もするんだぜ?」
だよなぁ、おっちゃん……その気持ち分かるよ 😫
「しかし本当に届くんかいな、ってかどっちが先か楽しみだなぁ〜オイ!」
不安よりもどっちが先に届くかが気になる愉快なおじちゃんと一緒に待っていると、閉園したレゴランドを出ていく車を掻き分けるように1台の自転車が……
〝もしや……?〟
そう思うや否や、気付けば必死に手を振る3人。
〝絶対、俺だーー!!!〟
そう確信していたのですが、結果は……おじちゃんの「マクドナルド」でした 🍔 🍟
「悪いな、俺のが先だったよ 😁」
〝クソっ、負けたーー 🤣🤣〟
待っている間に、一緒にワクワクしちゃっている自分がいたようです。
沢山のハンバーガーが入った紙袋をまるで工事現場の土嚢のように肩に抱えてコテージに戻るおじちゃんを見送った後、無事に自分たちのデリバリーも届きました(笑)
やはり相当タフな道のりだったようで、紙袋にも疲労の色が伺えます……
というわけで、おそるおそるオープンすると……
バーガーは何とか無事(?)でいてくれたものの、ポテトは紙袋の中で Everywhere 状態。紙パックは何のためにあるのか、というくらい既にすっからかんでした。心底、飲み物を頼まなくて良かったと思いましたね…… 😂
それでも『FIVE GUYS』のハンバーガーは本当に美味しくて、個人的にバーガーチェーン店では最高峰の味なんじゃないかといつも思います。オバマ元大統領が好きという話も聞きましたが、食べれば納得するはず。
しかし、アメリカってハンバーガーだけで世界でどれだけ儲けているんでしょうね……
何はともあれ、こういうフードデリバリーも使えると知っておくと役立つと思います。
今回はレゴランド・ウィンザー「Woodland Village」に宿泊した様子について紹介しました、少しでも参考になれば嬉しいです!
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