こんにちは、今回もワーホリ/留学に関する話となります。
自分はこれまでオーストラリア(ワーホリ)、イギリス(移住)と2か国での生活を経験してきましたが、どちらも日本より物価の高い国として知られ、程度お金を貯めてきたとしても、切り崩しながらの生活だとどうしても厳しいのが現状です。
海外でサバイバルするには「仕事」を見つけなくてはいけません!
とはいえ「初めての海外生活で本当に仕事なんて見つけられる……?」と不安に思う人も多いと思うので、今回は〝海外での仕事の見つけ方〟について話してみたいと思います。
オーストラリア、イギリスで自分が経験したことにも触れているので、少しでも参考になれば嬉しいです!
初心者はジャパレスから始めることが多い
まず最初に「仕事」に関して言えば、メルボルンやロンドンなどのような大都市であれば、英語が得意でなかったとしてもできる仕事は沢山あります。
特に〝シティ〟と呼ばれる都心部には様々なお店が並び、学生、ビジネスマン、観光客などで常に活気に溢れています。そのため、選り好みしなければ仕事はちゃんと見つかるのであまり心配する必要はありません。
英語に自信のない方は「日本食レストラン」、いわゆる〝ジャパレス〟で働き始めるのが一般的です。レジ打ちや料理の作り方などしっかり覚えなければいけない所もありますが、それ以外の業務は基本的にシンプル、スタッフに日本人がいることが多いので言語面でもそこまでストレスを感じずに済むはずです。
自分もジャパレスで働いた経験がありますが、日本人であるという理由で外国人マネージャーからも重宝されていましたし、閉店作業のある日にシフトが入っていた場合は売れ残りのお弁当などを持ち帰ることができたので当時はとても助かりました。シェアハウスの友達と自分たちがそれぞれ持ち帰ったご飯でパーティーしたこともありましたね(笑)
その他、日本での経験を基に企業でオフィスワークする人、カフェでバリスタとして働く人、スーパーの品出し、工事現場や倉庫などでの肉体労働、家庭教師、オーペア(子守)など、現地での日本人の働き方は様々です。
では、海外に渡ったらどのように仕事を見つければいいのでしょうか?
仕事の見つける4つの方法
ワーホリなどで海外にやって来た方の仕事の見つけ方として一般的なのは、以下の4つです。
- 掲示板やコミュニティサイトなどで求人を見つける
- 人材紹介会社から求人をもらう
- 求人情報サイトから探す
- 履歴書を配り歩く
掲示板/コミュニティサイトから見つける
海外で仕事を見つける際、海外生活者向けの掲示板を利用するというのは本当によく知られています。
例えば「MixB」という有名なコミュニティサイトでは、ジャパレス、家庭教師、引越し作業などの求人が多く掲載されており、未経験でもできる初心者向けの求人が多いのが特徴です。
ワーホリをしていると友人や知り合いがこういった掲示板から仕事を見つけてきたという話はよく聞くはずですが、中には怪しい求人(風俗や詐欺まがいの話)もあったりするので、コンタクトを取る際は気を付けるようにして下さい。
人材紹介会社に登録する
人材紹介会社に登録しておくのも、仕事を探す上で役立ちます。
例えばイギリスであれば「センターピープル」や「JACリクルートメント」などといった日系の人材紹介会社が有名です。持っている案件も多く、自分に合った求人を紹介してもらえる確率も高いでしょう。
初めて登録する際、現在の英語力を測るために英語面接(オンライン)があることが多いですが、後は自分にマッチしそうな求人が入ってくる度に連絡をくれ、応募もしてくれるので仕事を探す手間が省けて有難いです。
企業からの信頼もあるので面接まで辿り着きやすく、特にオフィスワース希望の方は登録しておいて損はないはずです。
求人情報サイトなどを利用する
求人情報サイトから企業に直接応募することもできます。
大手求人検索エンジン「Indeed」には多くの求人が載っていますし、ビジネス用SNSの「Linkedin」を使って応募するのも海外では一般的です。
日系企業の求人を探す場合はもちろん、現地企業の求人なども豊富に掲載されています。基本的に説明は全て英語なので、チャレンジという意味で応募してみるのもいいかもしれません。
履歴書を配り歩く
ワーホリ経験者が一度はトライしたことがあるであろう、履歴書(=CV)の配り。
お店を訪問してひたすら履歴書を配り歩くというアナログな方法ですが、これで仕事をゲットしたという人も意外と多いはず。
足で稼ぐので1日やると結構就活した気になりますし、上手くいけばその場でトライアルのスケジュールが決まる場合も。実際に会って話すことができる分、オンラインよりもスピーディーな進展が期待できるのがメリットです。オンラインの場合、応募しても向こうの興味がなかったり空きがなかったらスルーが一般的。
CVはネット上のテンプレを使って作成すると便利です。
ちなみにこの方法は日本人だけじゃなく、現地に同じようにワーホリに来た外国人たちもやってたりします。
自分の経験談
ここからは、自分が海外で最初に始めた仕事について話していきます。
オーストラリア
ワーホリ先のメルボルンで初めてゲットした仕事は、掲示板で見つけた日系の食品輸入会社での倉庫作業でした。マネージャーは日本人、面接も日本語でした。
この仕事を選んだ理由は、シンプルに給料が良かったからです。
肉体労働なので体力的な辛さ(特に夏 + 冷凍庫での作業)はありましたが、作業が終わればさっさと帰れるし、普通のバイトと比べて高時給だったので頑張って働いていました。
主な業務は倉庫で業務用の食料品等をコンテナに詰めたりトラックから運び出したりすることで、日系ということ働いている人のほとんどが日本人でした。
給料は2週間に1度の小切手制で、その都度、銀行に行って入金してもらわなければならないのが面倒臭かったです。
またこれもワーホリによくある話だと思いますが、ある日の仕事終わりにマネージャーから呼ばれて部屋に行くと「もう明日から来なくていいから」と言われ、突然解雇されてしまいました。
話には聞いていたものの、まさか自分が経験するとは思っていなかったのでショックは大きかったですが、その時、初めてワーホリが〝社会的弱者〟の立場にあるということも再確認できました。
まぁ、いい勉強になったと思います。
イギリス
続いて、現在暮らしているイギリスで最初に見つけた仕事は、人材紹介会社の求人リストから見つけた日系企業でした。日本語、英語(英国人スタッフと)それぞれ面接をして採用となりました。
事務作業という予定だったのですが、勤務2日目から受付に回ってほしいとお願いされ、急遽「顧客対応」に追われる羽目に……
英語でのコミュニケーション以上に、入ったばかりなのでお客さんの質問が理解できないということが1番キツかったです。
仕事内容も専門的な知識が必要だったので急いで勉強しなければならず、お金に触れる機会もあったのでイギリスのお金の種類について勉強したのもちょうどその時でした。イギリスはキャッシュレス社会なので、普段の生活で現金を使う機会があまりなく、お金の種類をあまり知らずに長く住んでいる人もいたりします。
別記事では「イギリスのお金」についても解説しています!
まとめ
というわけで、今回は海外での仕事の見つけ方について紹介してみました。
歴史的な円安の影響もあって海外を目指す方にとっては大変な時期だと思いますが、現地で仕事を見つけられると何とか生きていける自信が付いてくるはずです。
不安なことも多いと思いますが、地道に頑張って下さい!
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