久しく見る、快晴のイギリス。

待ちに待った日光浴日和ということで、テムズ川沿いを歩いていると……

〝リバーサイド〟と書かれた、何やら見慣れないモノを発見!
ロンドンっ子の足、TfL(Transpot for London:ロンドン交通局)の看板が見えていますが……勿論ここが駅やバス停でないことは明らか。

実はこれ、桟橋(Pier)なんですね!
Thames Clippers(テムズ・クリッパーズ)という会社が保有する水上バス、通称〝Uber Boat〟は、テムズ川を走る公共交通機関としての役割を担っています 🚢
TfLから交通ライセンスを与えられているため、ロンドンの電車やバスなどと同じようにオイスターカードが利用できるほか、割引だって受けられます!
というわけで歩くのを止め、奥さんを説得してプラン変更〜 🤣


船内は思った以上に広く、しかもこの開放的な景色!! ✨✨
天井まで続く窓のおかげで、サングラスが必要なほど十分な日光が入って来ます ☀️
公共交通機関ということでどこでも自由に座れますが、やはり景色を楽しめる窓側が人気みたいですね!


ちなみに後方には屋外席も設けられており、アマゾン川と言わんばかりの眺めと新鮮な風を浴びながらの船旅を楽しむことができます 👍
一度加速してしまえば後は安定して揺れることもないため、乗り心地も快適です!


船内にはこのように売店も用意されており、船旅を楽しみながらドリンク(アルコール含む)や軽食を買うこともできるみたいです!


ちゃっかり、グッズも置いてありました(笑)
水色のラバーダックは、もしかして Uber Boat の売店でしか買えない限定品でしょうか? 🐣


出来立てのラテを飲みながら、こうやって優雅にロンドン中心部に向かえるって最高ですね〜!
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◼️ 航路


Uber Boat の航路は、 East・Central・West という3つのゾーンに分けられています。
例えば今回乗った「RB1」の航路であれば、「ロンドン・アイ」という有名な観覧車のある場所まで行くことが可能です 🎡
それより西に行く場合は、毎日運行している「RB6」を利用しなければいけません。
ちなみに、西の終着地 Putney にはイングランド・プレミアリーグ「フラムFC」のスタジアムがあります ⚽️
◼️ 運賃
運賃は、「各エリア内のみの移動」か「エリア間をまたぐ移動」かで値段が変わってきます。
まず、エリア内のみを移動する場合。
- East = £5.90(£2.95)
- Central = £9.50(£4.75)
- West = £5.90(£2.95)
(カッコ内は5〜15才までの子供料金)
次に、エリアをまたぐ場合。
- Central & East or West = £10.80(£5.40)
- All Zone = £18.25(£9.10)
(カッコ内は5〜15才までの子供料金)
◼️ 注意点
- 紙のチケットだと、運賃がやや割高になる
- 5歳以下は無料、大人1人につき子供2人まで適応される
- TfLを利用する際に適応される1日の利用上限が、Uber Boat には適応されない
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ウニのような個性的な姿をした、O2アリーナ。
有名アーティストのコンサートやイベントの会場として使用されることが多いドームで、その周りを囲む屋内型アウトレットモールには沢山の人気ブランド店が入っており、常に多くの人で賑わっています 🛍️


途中、別の船にもすれ違いました!
テムズ・クリッパーズ社は現在23隻の船を所有しており、客船だけでなくプライベート用のチャーター船、DHLの運輸船、また最新のハイブリッド機能を兼ね備えた船体も導入しているのだそうです 🌱


降りる際は、オイスターカードをタッチするのを忘れずに 👌


というわけで、散歩の予定が船に乗ってグリニッジまで来てしまいましたが、そんな行き当たりばったりの休日もたまにはアリでしょう ☀️
最後に、乗って分かった Uber Boat の良さをまとめてみます。
- 席に座れる|乗車人数が決まっているため
- 客層が良い|他の公共交通機関より割高、且つ船内に複数の常駐スタッフがいるため
- トイレがある
- 空気がフレッシュ|多少、川が汚かったとしても地下よりは良い(持論)
この4点が気に入りましたね 👌
ロンドンの公共交通機関は不便であまり好きじゃなかったのですが、この選択肢があると分かっただけでも大きな収穫になりました!
皆さんも公共交通機関を上手く使い分けて、ロンドンを楽しんで下さい 🇬🇧


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