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ヨーロッパ旅行からの免税手続きについて

旅行
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前回までオランダ・ベルギーの旅行記を書いてきましたが、今回は旅行中に購入したお土産の 免税手続き をしてみたので紹介してみたいと思います。

海外の手続きは初めてでややこしそう……と諦めてしまう人もいるかもしれませんが、実際やってみると全然難しくもなかったので、是非この記事を参考にしてトライしてみて下さい 👍

免税前に知っておきたいこと

免税の条件

まず最初に、 免税を受けるためには条件がある ということを知っておく必要があります。海外での購入品全てに免税が適応されるわけではありません。

免税を受けるための条件となるのは、基本的に以下の3点を満たしていること。

  1. Tax Freeのマークが付いたお店で商品を購入すること。
  2. 購入金額が免税を受けるための 基準額を満たしている こと。
  3. 免税を申請する商品が 未開封 であること。

これらの要件を満たしていなかった場合は、免税が適用されない可能性があるので注意して下さい。

EUで免税をする際の注意点

EUでは、免税のシステムが少し独特です。

免税手続きは、普通であれば商品を購入した国を出る際におこなうものですが、EUは〝加盟国が1つの経済圏〟であるという認識なので、免税手続きも最終出国地でおこなうことになります。

例えば自分たちのケースだと、「オランダ」からEUに入って「ベルギー」からEUを出たので、免税手続きは最終出発国のベルギーで、これまでEUで購入したものを全て手続きしました 🇧🇪

EUで買ったお土産は、最終出国地でまとめて免税!〟

これだけ覚えておけばOKです 👌

実際の手続きについて

今回ベルギーの税関で免税手続きを申請したのは、アムステルダムの「ハイネケン・エクスペリエンス」で購入したハイネケングッズ 🍺

ベルギーではキーホルダーなど細々したものを買ったものの、大きな買い物はしなかったので今回は免税対象となる物はありませんでした。

それでも自分たちのEU最終出国地がベルギーだったので、これでOKなんです!

ハイネケンショップで貰った免税用レシートを確認したところ、総額から11.43 が戻ってくるとのこと。

親切にも事前にキャッシュバックを受けられる金額が分かったので、「取り戻してやろう!」という気にもなりました(笑)

①オンラインで免税手続きの事前準備

今回はハイネケンのレシートに記載されていた手順で手続きを進めていきます。

まずは、免税手続きを受けるための〝事前準備〟から。

レシートに記載されたQRコードより「vatfree.com」というウェブサイト(アプリでも可)にアクセスし、個人情報等の登録をおこなってアカウントを作成します。

アカウント作成後、上のように免税手続きのステータスが確認できるようになったらOK 👌

Waiting for customs stampと表示されている通り、後は最終出国地「ベルギー」で免税チェックを受け、税関職員からレシートにスタンプを押して貰えば免税手続きは完了です!

②税関での手続き

というわけで、ベルギー・ブリュッセル南駅の税関にやってきました!

今回は飛行機でなく、電車(ユーロスター)を利用してロンドンに戻るため、鉄道駅の税関窓口を訪れました。

〝Douane〟という文字が見えると思いますが、これはフランス語で「税関」という意味だそうです。正直、フランス語に関しては〝ボンジュール〟以外1ミリも知らなかったので、

———堂安、堂安……

と呟きながら税関を探しましたが、そのおかげですぐ見つかりました(笑)フランス語の税関はサッカー好きには分かりやすくて有難いです 🤣

税関が開くと同時に列に並び、商品とレシートを見せて、サクッとスタンプをゲット……かと思いきや、何やら「免税書類」が必要だと言われ、押し返されそうな展開に。

「いやいや、待て待て。ハイネケン・エクスペリエンスではオンラインで済ませられるって言ってたよ?」

と、レシートとオンラインの登録情報を見せると、「あぁ、そうなの」とスタンプを押してくれました。

「国や場所によってやり方が違うから、EUってややこしいんだよねぇ〜……」

と、ボヤいていましたが、〝それが君たちの仕事だろうが……〟と内心呆れました 😅

とりあえず押し返されそうになったら、

———免税できます!!!

と、某細胞を発見した方のような自信を持って、ハッキリSTAPしてしまえばOK 👍

税関でスタンプさえ貰ったら、後はもうこっちのもん 💪

後は列車に揺られて2時間ちょっと、イギリスに戻るだけ〜 🇬🇧

ユーロスターに乗るのは初めてだったのでワクワクしていましたが、アムステルダムからブリュッセルへ移動した際に利用した「タリス」とほとんど変わりませんでした。まぁ姉妹列車なので当然ですね、むしろタリスの方がちょっと高級感があって良かったかもしれません(笑)

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フランスを通過する際に何気なくエビアンを置いて撮ってみましたが、フランスというだけで、なぜかいつも見ているエビアンが本物感を漂わせて絵になります 🇫🇷(笑)

というわけで、無事にロンドン・セントパンクラス駅に到着〜!

ヨーロッパの電車っていつも結構汚れていますが、何でなんでしょう? 😂

これまではロンドンなんてどう考えても外国でしかなかった場所ですが、今となってはもう〝帰ってきた感〟があります。

やっぱり言語がオランダ語やフランス語から英語に戻っただけで安心感が違うみたいです。

その後の経過について

ロンドンに戻ってきて2週間近くが経ったある日、1通のメールが入っていました。

どうやら免税手続きが無事に終わり、返金用のお金が用意できているとのこと!!!

やったぜ!!

というわけで送金申請するわけですが、カード口座振込み・PayPal・SEPA(単一ユーロ決済圏)という3つの選択肢があるようです。

自分は口座振込みを選択したのですが、2ユーロの手数料が掛かってしまい、受取り額が9.76ユーロに目減りしてしまいました……

今考えれば PayPal にすればよかった…… 😅

PayPal の口座を持っていない方は、上のリンクから開設して頂くと紹介報酬として現金をゲットできますので、ご自由にお使い下さい 👍

手数料は面倒くさいですが、まぁ後はお金が戻ってくるのを待つだけです 💸

それから3日後、Monzoの口座に通知が来たので確認してみたところ、無事にお金が戻ってきていた!!!!!

というわけで、免税手続きはこれにて無事に終了!!

これからEU加盟国へ旅行する方は、ぜひ参考にしてみて下さい 🇪🇺

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