有名な英国人作家は数多く存在しますが、その中でも特に女性からの支持が厚いのがやはり ジェーン・オースティン じゃないでしょうか。
後に映像化されて人気を博した作品も多く、時が経った今なお、世界中のファンから愛されている女性作家です。
もちろん、うちの奥さんも彼女の作品を愛してやみません 🇬🇧

自身が暮らしていた街ということもあり、バースは作中の舞台として彼女の小説にたびたび登場しています。

有名なパルトニー橋を渡った先、ホルボーン美術館のすぐ近く。

博物館左手の住宅街を歩いていくと、オースティンゆかりの地が見えてきます。

シドニー・プレイス通り4番地 は、1801年から数年に渡ってオースティンが実際に暮らしていた場所。
ドアの横には記念プレートも付けられており、現在はバケーション・ハウスとして実際に滞在することも可能です。

ゲイ・ストリートと呼ばれるこちらも住宅街は、イギリスの文化財として保護されているエリア。

その一角に、オースティンの世界観を楽しめる ジェーン・オースティン・センター という施設が存在します。

館内にはオースティンゆかりの品が展示されているほか、映画で使用された衣装や小道具なども見ることができます。

彼女の物語の登場人物になりきったスタッフの方々が館内を案内してくれるという、ちょっとしたツアーになっているのも特徴です。
ちなみに自分たちのグループを担当は、『分別と多感』に登場するジョン・ウィロビー氏でした!

小部屋に集められたゲストは、オースティンに関する話を少しドラマチックに聞かせてもらえます。

そんなジェーン・オースティン・センターのハイライトは、やはり彼女が生きた摂政時代(1811~1820)のファッションを体感できるコスプレコーナーじゃないでしょうか。
写真撮影も自由にできるので、小説の世界観を体感したい方は是非トライしてみて下さい 😁
最初は少し恥ずかしいですが、衣装を着始めると楽しくなってきて、最後は支持されるがままに奥さんとノリノリで写真を撮ってもらいました(笑)

ちなみにオースティンはその姿が分かるようなものがほとんど残されておらず、容姿については未だに謎が多いのだそう。
館内には彼女の姿を想像して作られたという蝋人形や、警察の似顔絵捜査官の協力によって作成したという肖像画も展示されていてました。
世界的な作品を幾つも生み出した作者自身が、目立つのを好まなかった……というのも面白いですよね!
実際に『分別と多感』や『高慢と偏見』といった人気作品も元々は匿名で発表されたもので、自身が著者だということは親族にも明かさなかったといいます。

TVなどでよく見る肖像画も実はオースティンの姉が書いたスケッチを元にしているものが多く、親族に言わせるとあまり似ていなかったようですよ(笑)
現在の新10ポンド札がお披露目になった際も、その容姿について〝美化されすぎていて不快〟や〝お人形さんみたいで人間味がない〟などの批判が出たとのこと、女性を描く大変さというのを改めて感じます 😂
いずれにせよ、こうして少し謎めいた雰囲気を持った人物だったことも、人々が未だに「ジェーン・オースティン」に惹かれる理由なのかもしれません。

ちなみに、2025年はオースティンの生誕250年記念の年 🎊
バースで毎年1度行なわれているフェスティバルも、今年は「10日間」と過去最長のロングランが予定されています!
当時を装いをした大勢の人々が通りをパレードしたり、ガイド付きウォーキング、演劇、トークショーなどイベントも盛り沢山!
この機会に、世界遺産の街「バース」を楽しんでみてはいかがでしょうか? 🇬🇧
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