ウーキー・ホール
前回紹介したウェルズから約3キロほど北西に上がった場所に、Wookey Hole(ウーキー・ホール)という場所がある。
ここはかつて魔女たちが隠れ家にしていたという言い伝えが残る、イギリスでは有名な観光名所だ。
チケットカウンターの前では、本物の(?)魔法使いがウーキー・ホールに向けて出発する人々に何やら語りかけていた。
どうやら、目的地はここよりもっと先にあるとのこと。
木々の鮮やかな緑と水の音を感じながら、坂を登っていく。
すると、目の前に現れたのは巨大な岩壁……
〝ようこそ、ウーキー・ホールの魔女の家へ〟
これは、魔女が実験に使っていたと見られる鍋や木の実の数々……?
もうお分かりだろうが、魔女の隠れ家と言われた場所は、どうやら石灰岩が地下水などによって侵食されてできた「鍾乳洞」だったようだ。
洞窟内には地底湖も多く残されており、1930年代にかけてイギリス最初の洞窟潜水調査が行われた場所としても知られている。
地下水に浸かっている部分も含めるとまだ全体像は完全に把握するには時間がかかるとのことだが、これまでに25ものチャンバー(地下空洞)が洞窟内で見つかっているそうだ。
また洞窟内は一定の温度(約11°C)に保たれていることから、現在ではチェダーチーズの熟成庫としても利用されている。
テーマパーク
冒険の後は、いっぱい遊ぶぞー!
ということで、併設されている小さなテーマパークでパターゴルフ大会をすることに。⛳️
日英夫婦による〝絶対に負けられない戦い〟の火蓋が切って落とされる……!!
「日本」対「イングランド」、果たして勝つのは一体どちらになるのか。🇯🇵 🏴
勝ったのは、JAPAN!🎌
圧勝とも言えるスコア差をつけ、魔女伝説の眠る地で見事に大和魂を見せつけることができた。
ゴルフの後は、建物内のアーケード施設へ。
年季の入った古いアミューズメントマシンが沢山並んでいて、子供だけでなく大人も楽しめる!
鏡の迷路や、サーカス学校で練習している子供たちのショーもあって想像以上に盛り沢山だった。
まとめ
イギリスでは『ハリー・ポッター』を始めとする〝魔法使い〟が題材の作品が多く発表されているが、それは現在でもイギリスの人々が魔女伝説に関心を持ち続け、信じている人が多く存在するからなのだと改めて実感できた。
次回はイギリス最大のパワースポット、グラストンベリー(Glastonbury)を訪れた際の様子をお伝えするので、ぜひお楽しみに!
ウーキー・ホール(Wookey Hole)
********************************************
イギリスの魔女を題材にした作品はこちら👇👇
コメント