海外でおすすめのVPNとは?メリット・デメリット・無料VPNの危険性を解説

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海外から日本の動画配信サービスにアクセスできず、好きな番組を視聴できないと悩む人は少なくありません。

VPNを活用すれば、地域制限によるアクセス規制を回避して海外からでも日本の動画配信サービスを楽しめます 👍

今回の記事では、海外でVPNを利用するメリット・デメリット・具体的な活用方法までを詳しくまとめました!

さらに、数あるVPNのなかから最適なサービスを選ぶための比較ポイントや、具体的なおすすめVPNも紹介します。

本記事を読めば、あなたに最適なVPNを見つけ出し、海外でも安全で快適なインターネット環境を構築できること間違いなし!

VPNの基本的な特徴から理解を深めて、海外生活におけるインターネット利用をより安全で便利なものに変えましょう ☝️

VPNとは?

VPN (Virtual Private Network)は、インターネット上に仮想的な専用の通信経路を構築する技術です。トンネリング・暗号化・認証という3つの技術で通信セキュリティを向上させ、情報漏えいリスクを最小限に抑えられます。

VPNには個人がクラウドサービスとして手軽に導入できるリモートアクセスVPNや、大企業が複数拠点間の通信で用いるMPLS VPNなど多様な種類が存在します。

本記事では個人利用が中心のリモートアクセスVPNを解説しますが、MPLS VPNに興味がある人は「MPLS (マルチプロトコルラベルスイッチング)とは?」で詳細が確認できます。

VPNを導入すると「セキュリティの強化」だけでなく、「海外から日本のコンテンツへのアクセスできる」といったメリットもあります 💡

海外でVPNの利用がおすすめな理由

海外でVPNの利用がおすすめな理由を、簡単にまとめてみました 💡

  • 海外から日本のコンテンツへアクセスできる!
  • 公共Wi-Fiを利用する際のセキュリティ対策!
  • プライバシーと匿名性の保護に役立つ!
  • 便利な付加機能も!

特に海外在住者にとっては、「日本のコンテンツへのアクセス」、「セキュリティ対策」、そして「プライバシー保護」の観点からVPNの利用する価値があると思われます。

海外から日本のコンテンツへアクセス

〝海外にいても、自由に日本の情報が手に入ったらなぁ〜……〟

そう思う人もきっと多いと思いますが、海外からでは視聴が難しい日本国内のコンテンツにアクセスするうえで、VPNの活用は非常に効果的な解決策です!

多くの動画配信サービスは著作権などの国際ルール遵守のため、国外からのアクセスをIPアドレスで判別して制限しています。

しかし、VPNを用いて日本のサーバーに接続した場合、利用者のIPアドレスが国内のものに置き換わるため、動画配信サービスはもちろん、「radiko」のようなラジオ放送や一部の電子書籍ストアの利用が可能になるのが特徴です。

また、地域ごとに料金の異なる「サブスク」や「空港やホテルの予約」も、VPNならコストを抑えることができます。

公共Wi-Fi利用時のセキュリティ対策

空港やホテルの公共Wi-Fiは利便性が高い一方、セキュリティ上のリスクも潜んでいます。

なぜなら多くの公共Wi-Fiでは通信が暗号化されておらず、一部ではセキュリティが甘く大きな危険性があるからです。

そんな時にも、VPNの利用はおすすめです!

例えば、利用者とWi-Fiルーターの間に侵入して通信を盗聴する中間者攻撃のような危険に対しても、VPNサービスは通信を強力に暗号化して保護するため、重要な個人情報が第三者に解読される危険を防ぐことができます。

仮にパスワードが設定された公共Wi-Fiであっても、不特定多数が接続するネットワークでは常にVPNを有効にしておくことが賢明です。

プライバシーと匿名性の保護

VPNはISP(Internet Service Provider)や第三者によるプライバシー侵害を阻止し、個人のオンライン活動における匿名性を確保する上でも重要です。

VPNを利用すると、VPNサーバーのIPアドレスに置き換えられるため、閲覧履歴の収集や行動分析を困難にさせます。

また、ノーログポリシーを掲げているVPNサービスでは、仮にVPNサーバーが差し押さえられたとしても利用者の記録は漏えいしません。

プライバシーを重視するなら、情報開示要求が通りにくい国に拠点を置き、ノーログポリシーを掲げるVPNサービスがおすすめです。

便利な付加機能

多くのVPNサービスは基本的な接続機能に加えて、利用者の安全性と利便性を高める多彩な付加機能を搭載しています。

VPNサービスで提供されている付加機能の一例を、以下の表にまとめてみました ☝️

機能名概要
キルスイッチVPN接続が切れたときに自動で通信を遮断し、IP漏えいを防ぐ
スプリットトンネリング特定のアプリやWebサイトだけVPN経由に設定し、柔軟な通信制御が可能
広告・マルウェアブロックトラッカー・悪質な広告・マルウェアのブロック機能
マルチホップ接続通信を複数のVPNサーバー経由で中継し、匿名性を向上
専用IPアドレス常に同じIPアドレスを使用できるため、特定のサービス利用時に便利
ワンクリック接続アプリ起動と同時に自動接続・設定を簡略化するUI
ダークウェブ監視個人情報やパスワードの流出を検知し、通知する機能
自動サーバー選択最適な速度・安定性をもつサーバーを自動で選んで接続

特に「広告・マルウェアブロック」はデバイスのセキュリティを高め、より安全で快適なインターネット環境を構築するのに役立ちますし、外出時に自宅のパソコンへ接続できるメッシュネットワークなど、ユニークな付加機能を提供するVPNサービスも存在します。

海外でVPNを利用するデメリット・注意点

海外でVPNを利用するデメリット・注意点は、以下の通り。

  • 通信速度低下
  • ランニングコスト
  • 滞在国の法律・規制による使用制限
  • 無料VPNアプリの危険性

海外では通信速度の低下・ランニングコスト・法律といった注意点を踏まえて、VPNの利用を検討すべきでしょう。

通信速度低下

通信速度の低下は、VPN接続では避けられないデメリットです。特に海外から日本へのアクセスでは留意が必要ですが、それは海外の滞在先から日本サーバーまでの物理的な距離が長くなり、データの往復に時間を要してしまうのが大きな理由です。

特に大容量のデータを扱う「動画視聴」や「オンラインゲーム」では、読み込みの遅延や通信の途絶の影響を体感しやすくなるかもしれません。

また、時間帯によるサーバーの混雑具合や通信を暗号化する処理自体も、速度に影響を及ぼす要因の1つです。

VPNサービスによって通信速度には大きな差があるため、快適にインターネットを楽しむには十分な検討が必要と言えます。

ランニングコスト

高い安全性を備えた有料VPNサービスを利用する場合は、月額料金などのランニングコストが発生します。

料金体系は各VPNサービスごとに異なります(一般的には月額「数百円〜2,000円」が相場)が、VPNサービスには1か月・1年・2年などの契約期間が用意されているケースも多く、長期になればなるほど割引される場合も多いです。

なお、無料VPNサービスは「通信速度・データ容量に制限があること」や「セキュリティ上のリスクが大きい」などの理由から推奨されません。

滞在国の法律・規制による使用制限

渡航先の国によっては、VPNの利用が法律で厳しく制限・禁止されている所もあります。

例えば、中国・ロシア・トルコ・UAEなどの一部の国では、情報統制や国民のインターネット活動を監視する目的からVPNの利用に対して厳しい規制を敷いており、承認されていないVPNサービスの利用が違法となる可能性もあるので注意が必要です ⚠️

意図せず使用してしまった場合でも法律違反となり、罰金などの重い罰則を科されるケースもあります。

海外へ渡航する前に、滞在予定国のVPNに関する法規制を「外務省」や現地日本大使館ホームページで確認することを勧めます。

無料VPNアプリは危険性があるので注意

料金が掛からない「無料VPNアプリ」を選ぶ人もいるかもしれませんが、実は深刻なセキュリティリスクに直面する危険性もあります。

無料VPNは維持・管理費などを捻出するため、利用者の閲覧履歴や個人情報を第三者へ販売しているケースが少なくありません。

また、「通信の暗号化レベルが不十分」や「アプリ自体にマルウェアが仕込まれている」といった悪質なサービスもあり、セキュリティ向上のためのVPNが、逆に個人情報の漏えいやデバイスのウイルス感染といった深刻な被害の原因になる場合さえあります。

どうしてもコストをかけたくないという方は、有料VPNプロバイダが提供している無料版を利用するのもおすすめです。

海外から日本のコンテンツに接続するVPNの選び方

海外から日本のコンテンツに接続するVPNの選び方は、以下のとおり。

  • 日本国内のVPNサーバーの有無
  • 通信速度
  • 同時接続台数
  • 料金・試用期間
  • 使いやすさ・サポートの手厚さ
  • ノーログポリシー

利用目的に合わせて「日本国内にサーバーがあるか」や「通信速度は十分か」などを確認し、最適なVPNを選ぶようにしましょう!

日本国内のVPNサーバーの有無

海外から日本の動画配信サービスなどを利用する上で気を付けたいのは、VPNサービスが日本にサーバーを設置しているか否かです。

なぜならVPNは、日本のサーバーを経由すると国内のIPアドレスとなり、地理的なアクセス制限を回避できる仕組みとなっているからです。

更に、日本のサーバー数が多ければ多いほどユーザーが1か所に集中しにくく、スピーディーにアクセスできる傾向にあります。

日本国内に数十か所以上サーバーを設置しているVPNサービスを目安にすれば、快適に動画配信やオンラインゲームを楽しむことができるでしょう。

通信速度

動画配信サービスやオンラインゲームをストレスなく楽しむためには、VPN接続時における通信速度の速さも非常に重要です!

VPNの技術的な仕様上、通信の暗号化やサーバー経由によるプロセスである程度の速度低下は避けられませんが、速度が低下する程度はVPNサービスによって異なるため、事前に情報を集めて比較検討するのがいいと思います。

速度の遅いVPNだと、動画の読み込みが頻繁に停止したり、画質が著しく劣化したりしてストレスを感じる原因となってしまいます。

通信速度を判断するためには、以下のポイントを確認するのがオススメです!

  • 第三者機関が公開するレビューサイトの情報
  • SNSなどの口コミ・評判
  • VPNサービスが高速プロトコルを採用しているかどうか

同時接続台数

パソコン・スマートフォン・タブレットなど、VPNを利用したいデバイスの合計台数もサービス選びの重要なポイントです ☝️

多くのVPNサービスは複数のデバイスを同時にVPNへ接続できますが、台数が多いほどコストパフォーマンスは高まります。

例えば、同時接続台数が多いと1つ契約を家族とシェアできるため、よりリーズナブルにVPNを利用することができますよね。

同時接続台数は最低でも5台、できれば10台以上を目安にVPNサービスを探すのがおすすめです。

料金・試用期間

VPNサービスの料金はさまざまですが、安さだけで判断するのではなく、コストパフォーマンスで総合的に見極めましょう。

一般的には、1か月単位の短期契約よりも1年、2年といった長期契約の方が月額換算の料金が安くなる傾向があります。

また、優良な有料VPNサービスでは30日間程度の全額返金保証期間が設けられている場合もあります。

期間内に「実際の通信速度」や「アプリの使い勝手」を確認し、ノーリスクで使い勝手を試すことで契約後のミスマッチを防ぐことも可能です。

使いやすさ・サポートの手厚さ

VPNの設定や操作に不安を感じる初心者にとって、専用アプリの使いやすさとサポート体制の充実度も重要な選択基準となるはずです。

ワンタップで簡単に接続できる、直感的な操作のアプリを提供しているサービスや、接続トラブルが発生した際に日本語で対応してくれるカスタマーサポートの存在があればなお安心です。

「公式サイトが日本語に対応」や「リアルタイムで相談可能な日本語ライブチャット」などがあるかを事前に確認するのがいいでしょう。

ノーログポリシー

プライバシー保護を重要視するなら、利用者の通信記録を一切保存しない「ノーログポリシー」を掲げているVPNを選択するのがおすすめ!

ノーログポリシーとは、利用者の閲覧履歴・活動ログを、VPNサービス提供者が一切保持しないという約束事です。

活動ログを保存しているVPNサービスでは、「情報が外部へ流出」「第三者の手に渡る」といったリスクもありますが、ノーログポリシーなら、たとえサーバーを差し押さえられていたとしても、利用者の情報が外部に漏えいしません。

ノーログポリシーが厳格に実施されているかどうか、第三者機関に検証を受けているVPNサービスであれば安心ですね。

海外でVPNを利用するなら「NordVPN」がおすすめ!

というわけで、ここまでVPNサービスについて長々と話してきましたが、海外で安全かつ快適にインターネットを利用したいのであれば、コスパに優れたNordVPNがおすすめです 💡

料金(税込み)2年プラン:440円/月
1年プラン:650円/月
1か月プラン:1,690円/月
サーバー数/国数7,400台以上/118か国
ノーログポリシー
通信速度
同時接続台数10台
カスタマーサポート365日24時間対応公式サイト・アプリが日本語対応メール・ライブチャット
公式サイトhttps://nordvpn.com/ja/

手ごろな価格設定にもかかわらず、業界トップクラスの機能性と高度なセキュリティを提供!!

全てのプランに30日間の返金保証が付帯しているので、実際の使い勝手や通信速度をノーリスクで試せます 👍

また、独自開発の「NordLynx」プロトコルにより、高速で安定した通信でストレスなく動画を視聴できるのも魅力です!

マルウェアや悪質な広告をブロックする「脅威対策」機能が標準搭載されており、快適なインターネット環境を構築できるのはユーザーにとって助かりますよね!

海外から日本のコンテンツを楽しみたい人は、通信速度・価格・信頼性の三拍子がそろった「NordVPN」を検討してみてはいかがでしょうか。

NordVPNの契約の流れや使い方

NordVPNを実際に利用するまでの手順は分かりやすく、完了までに掛かる時間はほんの数分程度!

契約〜利用開始までの流れは、以下のとおり。

  1. NordVPN公式サイトにアクセスし、「NordVPNを購入」ボタンから料金プランを選択
  2. メールアドレスを登録し、クレジットカード等で支払い
  3. 契約後、使用デバイス向けのNordVPNアプリをダウンロード
  4. アプリを起動し、表示に従ってインストール
  5. 契約時のアカウント情報でアプリにログイン
  6. 「クイック接続」ボタンを押して自動的に最適なサーバーへ接続

NordVPNは直感的な操作ですぐに利用開始できるため、スマートフォンやパソコンの操作が苦手な人でも安心です!

海外でのVPNの利用に関するよくある質問

  • VPNを利用して海外から接続すると、通信料はどうなる?
  • 完全無料で、安全な海外サーバーのあるVPNは?

このような海外でのVPNサービスの利用に関する疑問にも、答えていきたいと思います。

VPNを利用して海外から接続した際の「通信料」について

VPNサービスの利用自体が、現在ご契約中のインターネット回線の通信料金を直接的に追加で発生させる仕組みではありません。

というのも、通信料金はあくまでも契約している通信サービスやモバイルデータ通信プランに基づいて請求されるからです。ただし、海外滞在中にスマートフォンの国際ローミングでデータ通信すると、VPNの利用とは無関係に高額な通信料が掛かってしまうので注意です。

VPNの月額料金とは別に、滞在先の無料Wi-Fiを上手に活用するなど、インターネット接続にかかる費用の管理が大切です。

完全無料で安全な海外サーバーのあるVPNはある?

〝完全無料かつ安全〟という条件を完璧に満たすVPNサービスは、商業的な観点から存在しないと考えるのが現実的です。

高性能なサーバーの維持管理や、強固なセキュリティ体制の構築には莫大な費用が掛かること、一方で多くの無料VPNは「利用者の閲覧履歴を第三者へ販売」や「広告を強制的に表示」といった手法で運営費を賄っていることが理由です。

筑波大学が学術的な研究目的で提供している「VPN Gate」のような例外的なプロジェクトも存在しますが、筑波大学のVPNもボランティアのサーバーで構成されているため、通信の安定性や完全な安全性は保証されていません。

個人情報を確実に守るためには、信頼できる実績をもつ「有料VPNサービス」を選ぶのがもっとも賢明な選択と言えると思います。

VPNを使いこなして、海外でも日本のコンテンツを楽しもう!

VPNはインターネット上に仮想の専用線を構築して通信を暗号化し、セキュリティを強化して情報漏えいのリスクを抑える技術です。

日本のサーバーを経由すれば、海外では視聴が制限されている動画配信サービスやラジオ放送なども自由に楽しめるうえ、「公共Wi-Fiの盗聴リスクの低減」や「IPアドレスを隠すことによるプライバシー保護」といった観点からも非常に有効です!

日本サーバーの有無や通信速度などを比較し、信頼できる有料VPNを導入して、是非とも海外でのデジタルライフを豊かにしましょう 💪

今回紹介した「NordVPN」に興味があるという方は、上の紹介リンクからサブスクリプションして頂くと、最大3か月分が無料に!!

是非、お得に活用して頂ければと思います 👍

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