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ロンドンの丸亀製麺に行ってみたら衝撃の事実が判明……!!

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ロンドンの日本食シリーズ!!

今回は、みんな大好き 丸亀製麺 に行ってきました!!

シンプルにうどんの感想を書くはずが思いがけず長文になってしまったので、興味のない箇所は飛ばしながら読んで頂けたらと思います。

イギリスでもUdon!

海外では Marugame Udon (Japanese Noodle & Tempura)と、外国人にも日本食であるということが分かりやすいよう表記を少し変えているみたいです 🇯🇵

Waterloo、Liverpool Street、Charing Cross、Oxford Circus、Kensington、North Greenich など、ロンドン中心部にも意外とこんなに店舗があったんですね〜。

うどんは海外でも人気!

店内は和の雰囲気を残しつつ、外国のテイストも取り入れているといった感じで、ランチタイムということもありますが、思った以上に賑わっていました!

注文方法は日本と変わらず、店員さんに直接オーダーするスタイルです。

天ぷらはかき揚げ、えび天、かしわ天など日本でも見慣れたものがある一方、かぼちゃコロッケ、揚げ餃子などイギリスの日本食レストランでよく見かける商品もありました。

トッピングは唐辛子や紅しょうがなど日本とは少しレパートリーに違いがありましたが、必要なものはちゃんと揃っているという感じ。すりごまが無かったようなので、あったら良かったなぁ〜と思った程度です。

写真には載せていませんが、天かすはあります 👍

いざ、実食!

今回は自分が日本の丸亀でよく食べる、ぶっかけうどん(並)を注文!!

さつまいもの天ぷらとかぼちゃコロッケを合わせて£10程度と、ロンドンの外食価格を考慮するとやっぱり安いと思いました。

というわけで、実食!!

………

……

———うどん柔らすぎいぃぃっっっ!!!!!

丸亀製麺のうどんって、本来しっかり〝コシ〟があるうどんだったような……

いや、コシのあるうどんだったはず!!

天ぷらはサクッとしていて美味しかったのですが、麺はちょっと茹ですぎというか、期待していたのと違ったなぁ……残念。

再訪

思っていたようなクオリティーのうどんを頂けなかったので、後日、改めて行ってきました(笑)

やっぱり、美味しいうどんが食べたい!!

というわけで、今回は期待して「冷やかけうどん」を注文!

熱波の続くロンドン、冷たいうどんを啜って午後も頑張りたいと思います 💪

千切りのラディッシュが入っていて見た目は少し違いますが、それ以外はシンプルで美味しそうなうどんですね!

というわけで、つゆをひと口。

……………

………

……

〝ぬっる〜い〟

これは〝冷やかけ〟ではありませんね。冷たくも温かくもないという、一番酷い温度加減になってしまっています。

続いて、うどんを啜ってみます。

……………

………

……

〝やっぱり柔らかいーー〟

撃沈です、やはり〝コシ〟は存在しませんでした。

いや〜、悔しい!!

丸亀製麺の社長の発言について

その夜、もやもやしたので色々調べてみると、社長が以前、丸亀製麺の海外進出に際して新聞でこんな事を仰っているのを発見しました。

日本人が海外でおいしい、まずいを決めてはだめ

日本のうどんメニューだけだと、日常使いにならない

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00122/092800191/

というわけで、海外で提供されているうどんは、あくまでも〝海外用〟だそうです。

〝日本の味で勝負するのか、現地の舌に合わせるのか〟というのは確かに難しい問題かもしれませんが、社長自ら「日本らしさにこだわらない」と言い切ってしまうのは、日本を代表する外食チェーンとしてやっぱりちょっと残念な気がします。

うどんというのは日本を代表する食べ物ですからね、一般的なレストランやファミレスが海外進出するのとはまた話が違ってくるような気がします。

あくまでも、個人的な意見ですが。

いつの日か、JAPANクオリティーのうどんが海外でも普通に食べられる日がやってるといいですね!

冷たいうどんは需要があるのか?

話が変わりますが、冷たいうどんは海外で需要があるのでしょうか?

日本だと夏になると決まって登場する「冷やかけ」ですが、海外ではもしかするとあまり馴染みがないのかもしれません。

というわけで、まずは一番近くにいる外国人(奥さん)に意見を求めてみました。

すると……

「冷たい Noodle は、夏だとしても No, thank you」

な、なんと!!

冷たい〝うどん〟だけでなく、麺類全般は冷たくして食べたいとは思わないということでした!!

ってことは、「ざるそば」も「冷麺」もダメ!?

これは意外でしたね、毎日ずっと一緒にご飯を食べているというのに、今まで全く知りませんでした(笑)

そうなると、海外で冷たいうどんを提供すること自体がもはやマイナスなのかもしれません。現地の人たちからはウケず、日本人からも不評を買うというようなら、もはやあってないようなもん…… 🤔

お店としては、〝メニューの幅を広げる〟という意味ではあった方がいいのかもしれませんが。

改めて振り返ってみると、「冷やかけうどん」自体があったのか疑問に思えてきてしまいました。

メニュー表の一番端に〝夏メニュー〟として Japanese Cold Udon というものはあったものの、もしかすると「冷やかけうどん」は無かったのかもしれません。

自分:Kake Udon Cold, please.

店員さん:No problem.

こんなシンプルなやり取りだったので、てっきりあるものだと思っていましたが、しっかりメニュー表を確認すればよかったですね。もしかすると、店員さんが機転を利かせて作って下さったものかもしれません。

ということで、「冷やかけうどん」に関してこちらのミスかもしれないのでこれ以上何も言いません。

ただ、温かった。

それだけです。

とにかく温かった、ということが伝わってほしい。2日目のお風呂を追い焚きして入ったのに、まだ全然温かくなかった、そんな感じです。伝われ。

実際に(その時)メニュー表に載っていた「ぶっかけうどん(冷)」を注文すれば、全てが違っていたのかもしれません。

うどんのコシについて

自分は讃岐出身でも何でもない、ただ京都育ちというだけなので分かったようなことを言える立場にはありませんが、個人的に「讃岐うどん」と聞くと、モチっとした弾力のある麺を想像します。

いわゆる、〝コシ〟というやつです。

自分もこれまで、その〝コシ〟のある美味しいうどんを求めて丸亀製麺さんに通っていたわけですが、残念ながらイギリスではそのようなうどんに(これまで10回近くリベンジを繰り返していますが)に出会った経験がありません。

この件について、いつも的確なアドバイスをくれる奥さんに再度尋ねてみたところ……

「うどんのコシは、あった方がよか」

と、思いがけなく嬉しいお言葉を頂くことができました!! 😂

ただ、丸亀製麺側としては現地調査をした結果、コシのある麺ではなく、柔らかめの麺を提供する方針にしたはず(そうでなければ、毎回柔らかい麺が出てくるはずがない)なので、これも素直に受け入れるしかなさそうです。

〝海外仕様〟という言葉に尽きる、ということですね。

現に、自分の同僚(🇬🇧)はロンドンの丸亀製麺が大好きだと言っていました。

店内表記について思うこと

というわけで「うどん」に関してはなんとか落とし所を見つけられましたが、一方でどうしても消化できなかった点が1つだけあります。

それが、こちら。

———階下の座席が増える

この言葉が何を示しているのかは日本人なので理解できますが、そうでない方は英語表記を頼りに、これが正しい日本語だと思う方もいるかもしれません。

あえて〝間違った日本語〟で表記するのも、社長の言う、〝日本らしさにこだわらない〟という指針によるものなのでしょうか?

日本が好きで、少しでも日本文化に触れたいと来店されるイギリスのお客さんに誤解を与えるような表現を店内表記にしてしまうのは、個人的にはあまりクールじゃない気がします。

Google翻訳でも、もっとマシな日本語訳をしてくれますからね。

とはいえ、これも自分の主観でしかありません。

もしかすると、あえて間違った日本語表記を載せる方が〝ビジネス的に〟メリットがあるのかもしれませんね!

まとめ

というわけで、サクッとうどんを食べに来たはずが、思いがけず色々なことを考えさせらる貴重な機会となりました 😂

———たかが Udon、されど Udon。

うどんって、やっぱり奥が深いですね!!

というわけで、今回はロンドンで人気の丸亀製麺について紹介しました!

このような(物議を醸すかもしれない)記事を書くにあたって何度もお店に通って、色々なメニューをトライし、自分なりに検証してみたわけですが、味だけで言うなら個人的に「Beef Nikutama Udon」が美味しいと思いました ☝️

イギリスだけでなく様々な国に進出されているそうなので、日本とはまた違った丸亀製麺のうどんを食べてみるのも、海外生活の中でいい経験になるかもしれません!

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