ロンドンの「ジャパンセンター」で日本の食材をゲット!

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先日、ナショナル・ギャラリーに訪れた帰りに、ロンドンで有名な日本食スーパー「Japan Centre/ジャパンセンター」 が近くにあると知って、奥さんと2人で寄ってみることにした。

結論から言うと「これでイギリスでもちゃんとした日本食が作れる!」と思えるほど満足できる品揃えだった!

ナショナル・ギャラリーからすぐ!

観光名所である「ナショナル・ギャラリー」から徒歩5分ほど、地下鉄 Charing Cross 駅から Whitcomb Street を少し歩くと、Japan Centre が見えてくる。

建物の中にはラーメン屋や居酒屋などが入る Panton Yokocho という昭和の横丁を模したエリアがあって、どことなく横浜のラーメン博物館を思い出した。

食料品等を扱うジャパンセンターは、その地下にある。

店内は広々としていて開放的。やはりアジア系の客層が多いように感じたが、国籍問わず色々な方が買い物を楽しんでいて予想よりも賑わっていた印象。それだけ「日本食」に興味のある人が多いということなのかもしれない。

店内の商品

豆腐・味噌

階段を降りてまず目に入ってきたのは、日本人にとっての必需品とも言える「豆腐」と「味噌」!

健康志向ブームやベジタリアンの増加のせいか、イギリスのスーパーでも豆腐や味噌は手に入るが、豆腐は日本のものに比べてかなり硬くて食べ辛かった。

ジャパンセンターに並んでいるものはどれも日本の豆腐で、中でも「ハウス食品」の商品が多かった。ハウス食品と言えば「バーモントカレー」や「こくまろ」といったカレールーを主力としているはずだが、調べてみると海外向けに豆腐製品を生産、輸出、販売もしており、海外では「ハウス食品 = 豆腐」のイメージが強いらしい。

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醤油・納豆

多くの日本人にとって必要なのに海外では手に入りにくい食材の代表格が「納豆」だが、ご覧の通り、ジャパンセンターではこんなにも大量に売られている。ちなみに海外では納豆は冷蔵でなく冷凍販売が一般的。

醤油もこのようにずらりと、刺身醤油から真空パックの生醤油まで豊富に取り揃えている。以前、イギリスの日本食チェーン店「Wasabi」で寿司を買った際、付属していた醤油が濃くて全く寿司と合わないと感じたことがあったので、醤油は絶対に美味しいものを家に置いておきたい。

カレールー・天かす・お好み焼き粉

カレールー、天かす、お好み焼き粉もこんなに沢山!

こちらのローカルスーパーでも日本のカレールーを見かけることがあるが、基本的には小パックがほとんどで大パックはアジアンスーパーに行かない限りなかなか売られていない。値段は「ゴールデンカレー(大)」で1パック5.5ポンドと日本の3〜4倍はしてしまうが、それでも日本人にとっては欠かせないもの。

お好み焼き粉のような粉系は日本から持っていくとなると嵩張ったり重くなったりするので、こうして現地で購入できることが分かれば安心。ちょっとしたイベント時にたこ焼きやお好み焼きを振る舞えば喜んでもらえるかもしれない。

調理済み食品

弁当・惣菜

ジャパンセンターは調理済み食品も充実!

イギリスのローカルスーパーではまず見かけない唐揚げ弁当やら天丼などが置いてあるのを見た時は、正直ちょっと感動した(笑)

買ってすぐに食べられるお惣菜という文化はイギリスになく、基本的に食べ物はガッツリ冷蔵もしくは冷凍してあるので〝レンチン〟しないと食べられいものがほとんど。すぐに食べられるものと言えば、サンドイッチとサラダくらい?

寿司

寿司もカリフォルニアロールとかベジタリアンとかでなく、ちゃんとした日本の握りが置いてある。
イギリスにおける寿司ネタは基本的にマグロかサーモンしかないので、イカ、ホタテ、シメサバ、タマゴが入っているだけでかなり豪華に見える(笑)

フードコート

店内には日本のデパ地下を模したフードコートも設けられており、たこ焼き、牛丼、カツカレーなど日本人なら誰でも好きな日本食をその場で楽しむことができる。

自分は Beef Sukiyaki Rice Bowl(牛丼)と、お寿司コーナーにあったマグロの握りを購入。

牛丼は日本のような薄切り肉ではないので箸では食べにくかったが、味は美味しかった!

マグロの握りに関しては、イギリスで食べられるものとは思えないほどのクオリティーでビックリ!三貫入って4.75ポンドとちゃんと値段はするが、どうしてもマグロを食べたくなったらここで買うのも全然OKだと思う!

他にも刺身用の甘エビだったり、なんと鰻の蒲焼まであった!

お菓子エリア

お菓子類もかなり充実!

カルビーのポテチ、カッパえびせん、コアラのマーチ、ポッキー、歌舞伎揚げなどのスナック類はもちろん、アイス、どら焼き、おしるこ、ぜんざいまでバリエーションはかなり豊富。

まとめ

日本のものは輸入品なのでどうしても割高になってしまうが、イギリスにいながら日本食が調達できるというだけでも大変ありがたいこと。

移住や留学等で長期間イギリスに滞在される方にとって、必要な時に日本の味を感じられるということはホームシック等を防ぐ上でも重要だと経験上わかっているので、ジャパンセンターは是非チェックしておきたい場所の1つだと思う。

詳細情報

ジャパンセンター レスタースクエア本店

住所:35a Panton Street, London, SW1Y 4EA

営業時間:月曜 – 水曜 10:00 – 21:30、木曜 – 日曜 10:00 – 22:00

【アクセス】
地下鉄 Leicester Square駅、Piccadilly Circus駅、Charing Cross駅、から徒歩10分

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