キューケンホフ公園とは?
キューケンホフ公園とはオランダ南ホラント州リッセにある世界最大の「花」の公園で、チューリップが開花する3月下旬から5月中旬の約2か月間だけ一般公開される。
アムステルダムからの行き方
今回、自分たちはウェブサイトで往復バスの運賃が含まれた入園券を購入し、アムステルダムから直通バスを利用してキューケンホフ公園へ向かった。
ちなみにバスはアムステルダムからだけでなく、スキポール空港やライデン中央駅などからも出ている。
というわけで、まずはアムステルダムからの行き方を少し説明……理由はアムステルダム発着ではあるもののメインのアムステルダム中央駅からではなく、少し離れた〝Europaplein〟という駅からの発着となるため。
アムステルダム中央駅から、メトロに乗ろう。
いくつか路線があるが、Europaplein駅へ向かうには水色で書かれたM52という電車に乗る。
M52の改札まで来たら、Noord と Zuid の2つの行き先から Zuid 行きのホームへ向かう。
Zuid はオランダ語で「南」、Europaplein駅はアムステルダム中央駅から南に位置している。
逆に、Noord は「北」という意味。
国土の半分が〝海抜0メートル〟と言われるオランダにもかかわらず、こんなに深くて広い地下が広がっているとは驚き……!!
イギリス生活に慣れてきたせいか、こんなに開放的で清潔感のあるプラットホームを見るのは久しぶりでちょっと感動……(笑)
オランダは自転車通勤の人も多いため、車内には十分なスペースがあって広々している。乗り降りの際も電車とホームとの間にギャップや段差がないためスムーズ。
車内の路線図に付いたLEDランプが光って次の停車駅がどこか一目で分かったり、ホームの電光掲示板に次に来る電車が何両編成かシルエットで分かるようになっていたり、オランダ語が分からなくても視覚的に理解できるので凄く便利だった。
というわけで、10分ほどで目的地の Europaplein 駅に到着!
〝RAI Convention Centre/ Bus 852 〟と書かれた Uitgang(出口)へ進む。
改札を抜けて地上に出ると、チューリップがデザインされたワゴンを発見。
キューケンホフ公園行きのバス停は、そのワゴンの裏にある。
コンベンション・センター前には、有名な〝I am sterdam〟の巨大パネルも。スキポール空港の外に設置されているのは知っていたが、まさかこんなところにもあったなんて。
以前はアムステルダム国立美術館の前にも設置されていたそうだが、観光客の多さが問題となって2018年に撤去されてしまったらしい。その撤去されたやつがこちらにやって来たのかどうかは知らないが、お陰でゆっくり写真撮影ができた(笑)
と、ここまでは順調だったのだが、肝心のバスが予定時刻になっても現れず……
結局、寒い中1時間ほど待ってようやく来たのだが、その頃にはバス停は既に長蛇の列。海外の公共交通機関によくある〝謎の遅延〟には慣れたつもりだったが、さすがに朝1番のチケットを買っていたこともあってフラストレーションが溜まった。
バスに揺られて20分ほどで、ようやく「キューケンホフ公園」に到着!!
園内はかなり広いので、入場したらまずはマップをゲットすべし。
Free Map と書かれたパラソルの下に置かれたバスケットの中に、可愛らしい折り畳みのマップが沢山入っている。
まだ少し寒かったいせいか多くのチューリップは7分咲き程度といった感じだったが、それでもこれだけ沢山の花に囲まれると本当に心が洗われるような気持ちになる。
バスが遅かったことなんてもう忘れよう、カタルシス。
園内には幾つかパビリオンがあり、今回のようにまだチューリップが咲き始めの時期でも温かな室内で満開のチューリップを楽しむことができる。
こちらのパビリオンは Willem-Alexander と呼ばれる、園内で最も大きなもの。
パビリオンの外には、なんとミッフィーの形に植えられた沢山のヒヤシンスが!
その先には、ミッフィーグッズだけが販売されている小さなギフトショップがあり、奥さんはキューケンホフ公園とコラボしたミッフィーマグカップをちゃっかり購入。
ミッフィーエリアを抜けると、何やら人が密集しているエリアが……
Mill と呼ばれる、風車のある広場。
ここからボートに乗って園内を一周できたり、オランダ国旗の靡く風車に登れたりと間違いなく1番の人気スポットであることは間違いない。
自分たちは列には並ばず、小腹を満たすためにフードブースでフィッシュフライとホットドッグを購入。
フィッシュフライはオランダ風(?)のタルタルソースとの相性抜群でかなり美味で、普通に1人3パックくらいは軽くイケちゃう感じ。
帰り道、別の施設でチューリップ型のイスを発見!こういった遊び心があるのも、お客さんにとっては嬉しかったりする。
というわけで、ようやくエントランスまで戻ってきた。
何だかんだで3時間近くいた気がする、さすがにガッツリ歩いたので結構疲れた。
エントランスの真横には、このような広々としたお洒落なカフェもある。
また、エントランスの両サイドにはギフトショップも。
定番のキーホルダーやマグネット、マグカップ、チューリップエキス入りのハンドソープなど種類は豊富。
まとめ
さすがは「ヨーロッパの庭」と称される世界最大のフラワーパークというだけあって、その花(特にチューリップ)の数は圧倒的!!
約2か月という短い開園期間や、オランダ王室を始めとする著名人も訪れる人気スポットなのでチケットを取るのが難しいかもしれないが、春のオランダを体感するにはまさにピッタリの場所だ。
毎年違ったテーマで開園されるため、来年は違う姿で来園者を出迎えてくれることだろう。アムステルダム観光の際は、ぜひキューケンホフ公園も訪れてほしい 🌷
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