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UEFAヨーロッパリーグ2026-27|ACミラン vs ベンフィカ

Sport
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前回の続きです。

この日は夜にミランの試合を観に行く予定だったため、芸術鑑賞は一旦ストップし、再びサッカームードに気持ちを切り替えるため、予約していたACミランのミュージアムへ向かいました。

Mondo Milan Museum

紫色の地下鉄M5号線に乗って Portello 駅で下車し、大通りに沿って10分ほど歩いていくと、ACミランの本社ビルである Casa MIlan (カーサ・ミラン)が見えてきます。

ミュージアムはビル内に併設されており、チケットを買えば誰でも入れます。

〝名門〟と呼ばれるに相応しい数のトロフィーがずらりと並ぶ。

クラブの栄光の軌跡を堪能しつつ、欧州サッカーに熱中していた青春時代を思い返します。

ACミランはその頃、世界のトップにいたクラブでした。

真ん中(ファン・バステン)のトロフィーが本物。レプリカは本物より少し小さい。

歴代のミラン出身のバロンドール受賞者(計8名)の展示コーナーには、レプリカだけでなく本物のバロンドール(ファン・バステン、アンドリュー・シェフチェンコ)も展示されています。

この空間がめちゃくちゃカッコ良かったです!

2006-07シーズンはCL覇者としてクラブW杯のために来日し、浦和レッズと試合をしたので覚えている方も多いはず。

2013-14のアタランタ戦でミラン通算100点目を決めた、カカのサイン入りユニフォーム。

その年のカカはチャンピオンズリーグ得点王、UEFA年間最優秀選手賞、バロンドール、FIFA最優秀選手賞などを独占し、名実ともに〝世界一のサッカー選手〟でした。

当然だが、本物はレアル・マドリードのミュージアムに展示されているのだそう。

モドリッチのバロンドール(レプリカ)も展示されており、今夜、見れますように……とお願いしておきました。

日本人としては本田選手の展示もあれば嬉しかったですが、残念ながら目立ったインパクトを残せませんでしたし、何よりあの頃はミラン自体が色々と大変でしたからねぇ……。

ミュージアム見学後は、併設されたオフィシャルストアを通って終了。

本社の入り口付近には、社員用と思われる専用のフットサルコートがあった。

クラブの歴史の割に意外と小さなミュージアムでしたが、サン・シーロにもインテルと共同のミュージアムがあるそうなので、そこに分配されている分、こちらは少し小さめなのかも?

ショップ隣には カフェ (レストラン)があり、社員だけじゃなく一般客も利用できますが、特にACミランをデザインした映えメニューがあるわけでもなく、至って普通のカフェでした。

Milan Store / Inter Store

要塞のような外観のスフォルツェスコ城。

さて、セントラルに戻ってきました。

駅近くのスフォルツェスコ城の図書館にはレオナルド・ダ・ヴィンチの「トリヴルツィオ手稿」があるそうですが、残念ながら一般公開はされていないとのこと。

このスフォルツェスコ城に向かって真っ直ぐ伸びる通りに「ミランストア」があります。

自分はここで観戦用のグッズを買いました。店内2階では、当日券を購入することもできます。

ちなみに、ミランストアから3軒ほど行った先に「インテルストア」もありました。

ベンフィカ戦

というわけで、2日振りにサン・シーロに戻ってきました!

無骨な雰囲気の外観が男心をくすぐります、本当に個性的でカッコ良いスタジアムです。

今夜はチャンピオンズリーグの下に位置付けられる、ヨーロッパリーグという国際大会。

相手はポルトガルの名門、SLベンフィカ 🇵🇹

今回は「Tribuna Onore Rossa」という、スタンド正面の良い席を確保。

レアル・マドリード(15回)に次いで2番目に多い優勝回数(7回)なだけに、本来ならチャンピオンズリーグを戦わなければならないクラブですが、低迷期からなかなか抜けきれず、近年はライバルのインテルが強いことに加えて、ナポリ、ローマ、新星コモなども力を付けてきているだけに、陰りの見えるセリエAと言えども、なかなか厳しい現状です。

ポルトガル黄金時代を牽引したレジェンドは、現在はベンフィカの会長として引き続きサッカー界に貢献している。

唐突にスタジアムが盛り上がりを見せたため、何事かと思って顔を上げるとスタジアムのスクリーンにレジェンドの輝かしい笑顔が映し出されていました。

元ミランの背番号10、ルイ・コスタ。

かつてミラニスタを虜にした〝マエストロ〟の凱旋にサン・シーロは沸き立ち、大きな拍手が送られます。

初めて、ヨーロッパリーグのアンセムも生で聴けました。

相手がベンフィカということでタフな試合になると思いますが、ミランが勝つところを見たい!

そんな思いとは裏腹にミランのサッカーは前半からどこか覇気のない雰囲気で、チームとしてまとまりを見せるベンフィカに少しずつ主導権を握られていきます。

すると前半16分、ベルギー代表の次世代エース候補、ルケバキオがエリア外から左隅に鋭いシュート。フランス代表メニャンも流石にこれは防ぎきれず、早々にベンフィカが先制!

23分には不用意なボールロストからあわや2点目というポスト直撃のシュートを打たれるなど、どこか地に足が着いていない様子のミランサイド。

それでも何とか最小失点に止めて、後半に望みを託します。

というわけで後半が始まると、早々にチャンス到来。

50分にイタリアの逸材シセがゴール前でシュートを放つと、こぼれ球がフリーのデ・ヴィンターの目の前に。ところがベルギー代表はこのボールを盛大に宇宙開発してしまい、この日、ほぼ唯一となる絶好期を逃してしまいます。

これにはスタジアム中のミラニスタも頭を抱えて、シャウト 😂

好期を逸した後にピンチが訪れるのは、サッカーの鉄則。

その2分後、今度はポーランド代表カミンスキに豪快に決められ0−2。

2点ビハインドは自分にとってはもう慣れた展開なので、ここからミランが大爆発してくれるはずですが、流石のアモリムもこれには焦りを感じたのか、温存していたプリシッチとラビオを立て続けに投入。

———次はモドリッチだ、早く彼を出してくれ……!!

スタジアム全体の想いよ、アモリムまで届けーー!!

不甲斐ない試合にかかわらず、試合後の選手たちを褒め称える心の優しきミラニスタたち。

………届きませんでしたー(笑)

モドリッチの出番もなく、スコアも動かず、そのまま0ー2で敗戦。

モドリッチのバロンドール(レプリカ)に手を合わせてまで願掛けして臨んだ一戦でしたが、想いが届くことはありませんでした。本物じゃなかったからでしょうか。

プリシッチが入ってからはそこそこ巻き返したようには見えたものの、今の実力だとセリエでは勝てても、EL優勝候補にも挙げられるベンフィカクラスになると厳しいのかもしれないという感じに見えました。

しかし、ホームでこの出来だと生粋のミラニスタは相当ストレスが溜まることでしょうね。

気持ちが入っていなかったのか、それとも久しぶりの表舞台で浮き足だっていたのか。いずれにせよ、ポルトガルのチームの方が総合力も、〝勝ちたい〟というパッションも上回っていた気がします。

さようなら、サン・シーロ。ありがとう、ジュゼッペ・メアッツァ。

サポーターに関しても、スタンド最上部に座っているベンフィカのウルトラスの声量が尋常じゃなく、まるで〝声の波〟が試合中ずっと上から降ってくるかのような凄まじさでした。

更に衝撃を受けたのがミランのベンチ裏付近の一部をベンフィカサポが独占していたことで、イギリスだったらあり得ない(そもそもアウェーサポはメインスタンドに入れない)と思うんですが、イタリアでは大丈夫なんですかね?

もしかすると転売組だったのかもしれませんが、イギリスだったら恐らく全員が病院送りになっていたと思います…… 😂

駅は400人を目処に改札にロックが掛けられる仕組みで、1人入るごとに電光表記で数字が可視化されていたのが面白かった。

試合後は予想通りのカオスっぷりで、入場規制の掛かった駅から電車に乗るのに40〜50分待ちました。

前回はスタジアム横のホテルに泊まっていたのでよかったのですが、この日は別のホテルに宿泊しており、ホテルまで歩いて帰れないこともなかったですが、深夜に歩きスマホするのもヤバそうだったのでやめました。

待っている間も負け試合で不機嫌な人が多く、ガラの悪そうな若者グループがあちこちでタバコを吸ってふざけていたり、乱暴にスクーターを乗り回していたり、奇声を上げていたりして、1人だったこともあって雰囲気的にちょっと怖かったですね 😅

警察は周りにいるものの、パトカー周辺で気だるそうにしているだけで早く帰りたそうでした(笑)

天気予報は空軍関係者(?)と思しき人が担当するのが、イタリア流。

というわけで、何とか生きてホテルに到着。シャワーを浴びて、ベッドに横になった頃にはもう1時過ぎ。

めちゃめちゃ疲れましたが、ミラノの2大クラブの現地観戦という目的を達成できたので大満足でした!

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