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【オランダ・ベルギー旅行⑧】ゴッホ美術館を見学してゴッホをもっと好きになる!

オランダ
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アムステルダムには沢山の美術館や博物館があるが、その中でも前回紹介した「アンネ・フランクの家」と1、2を争うほど人気な「ゴッホ美術館」へ行ってきたので、その時の様子を紹介していく!

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ゴッホ美術館へは、アムステルダム中央駅からトラムで15分ほど行った Museumplein 駅の目の前にある。その名の通り、Museumplein 駅周辺にはオランダ国立美術館やアムステルダム市立美術館、Moco美術館など、多くの美術館が集結している。

ゴッホ美術館はこれまで沢山のゴッホ作品に関する真贋の判断おこなってきており、ゴッホに関して世界的権威を持っている。まさに、ゴッホにおけるプロフェッショナルと言っていい。

ゴッホの自画像が沢山!

ゴッホはフランスを中心に1880年頃から活躍した「ポスト印象派」と呼ばれる画家の代表格で、20世紀の美術界においても多大な影響を与えた人物としても知られる。

ゴッホ美術館には彼が残した多くの絵画が展示されているが、その中でも1番印象的だったのが自画像の多さ。

ゴッホは10年ほどの画家生活の中で沢山の自画像を残したと言われているが、その理由として「絵のモデルを雇うお金が無かった」こと、そして「他人の肖像画を描く訓練を積んでいた」ことが挙げられるそうだ。

これほど偉大な画家として知られるゴッホでも、当時はかなり生計を立てるのに苦労していたというのは驚かされる。

というわけで、ここからは展示されていたの画像の中から個人的に好みだったものを幾つか載せてみる。

パイプを加えてちょっとスリムな、ゴッホ。

白を基調とした背景のちょっとポップな、ゴッホ。

キャンバスに向かって真剣な眼差しを向ける、ゴッホ。

青を背にでジャケットとハットでスタイリッシュな、ゴッホ。

グラスと一緒にちょっとナイトライフな、ゴッホ。

世界に6枚しか現存しないゴッホの代表作!

自画像コレクションを楽しんだ後にやってきたのは、こちらも世界的に超有名な絵画の1つ……

『ひまわり/Sunflowers』🌻

ゴッホは生涯に7点の『ひまわり』を描いており、そのうち6点が現存している。ゴッホ美術館が所有しているのは、彼が精神に異常をきたして自分の耳を削ぎ落とした〝耳切り事件〟の後に描かれた1枚。

ちなみに新宿にあるSOMPO美術館も『ひまわり』を所有しているため、はるばるオランダまで来なくとも東京でゴッホの名作を見ることができる。

フィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》 | コレクション| SOMPO美術館
1987年にポスト印象派の画家ゴッホの《ひまわり》がコレクションに加わり、以降、アジアで唯一、ゴッホの《ひまわり》を見ることができる美術館として、親しまれています。

その他の作品

『ジャガイモを食べる人々』

ゴッホは元々「聖職者」になりたかったようで大学受験を志すものの挫折、弟の援助を受けながら細々と画家として生活していたと言われている。

そのゴッホのキャリアの中でも初期の代表作と言われるのが、こちらの『ジャガイモを食べる人々』だ。貧しい農民たちの現実的な様子を描くことで芸術作品の価値を見出そうと試みており、彼は妹に宛てた手紙の中でこの絵が自分のベストだと語っているほど自信を持っていたようだが、残念ながらその当時は全く評価されることがなかったそうだ。

『黄色い家』

ゴッホは南フランスのプロヴァンス地方にある「アルル」という小さな町に移り住み、暖かく快適なその場所で『ひまわり』を含む沢山の絵を描いた。こちらはその時の家の外観の様子を描いたもの。

『ひまわりを描くフィンセント・ファン・ゴッホ』

こちらはアルルでゴッホと共同生活していたフランスの画家「ポール・ゴーギャン」の作品。

ゴッホが『ひまわり』を描く様子が描かれている。後世に語り継がれる作品をまさに描いているところが描かれているということで、実際の価値以上に貴重な絵に感じられた。

『アイリス』

『ひまわり』と同じような構図の絵だが、描かれているのはひまわりでなくアイリス(アヤメ)。

ゴッホは色に関する研究をよくおこなっていて、黄色と紫は「補色」と言われる相性の良い色の組み合わせであるとのこと。確かに黄色の背景に紫のアイリスが際立っていてとても鮮やかに、そして見やすく感じた。

『花咲くアーモンドの木の枝』

ゴッホがプロヴァンスの精神病院で療養していた際、パリに住む弟のテオに子供が産まれたと知って描いた〝祝い〟の1枚。

狂人というイメージのあるゴッホだが、弟のために新しい命を祝う絵を贈るというのがとても人間味溢れる話で、この絵が描かれた背景も含めて個人的に好きな1枚になった。

鮮やかなブルーがとても印象的で、ゴッホ美術館の中でもかなり人気なようだった。

ギフトショップ

こちらはゴッホ美術館のブックショップ。

日本語約のパンフレットなどが売られていたり、ゴッホが傾倒していた日本画の写真集などもあった。

こちらは、1階にある広々としたゴッホ美術館のギフトショップ。

『ひまわり』や『花咲くアーモンドの木の枝』などの作品のグッズが沢山売られていた。

まとめ

というわけで、今回はアムステルダムにある「ゴッホ美術館」の様子を紹介した!

ゴッホが有名な画家であるということはきっと誰もが知っていると思うが、やはり実際に彼の描いた絵を間近で見ることで改めて彼の独特の感性や画家としての独創性というものが垣間見えた気がして、以前よりもっとゴッホのことが好きになった!

ゴッホの世界的権威というだけあってゴッホ好きだけでなく万人にオススメできる美術館だと思うし、アムステルダム中央駅からトラムで15分ほどで行けるので、オランダ観光の際は是非チェックしておきたい!

ただし、人気観光スポットなのでチケットは出来るだけ早めに押さえておくべき!自分たちが訪れた際も入場の際に人が多くて一悶着あったほどだ(笑)

ゴッホ美術館/Van Gogh Museum

アムステルダム中央駅から3番、5番、12番のトラムに乗って約15分、Museumplein で下車すぐ。

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