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【移住初日】ANAで羽田-ロンドン12時間の旅!

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人生初のヨーロッパ

コロナのおかげで準備に色々と時間がかかってしまったが、いよいよ出発の日を迎えることが出来た!

予定していたカタール航空の便が1週間前になって突然キャンセルになってしまい、急遽 ANA に変更せざるを得なくなるというハプニングも起きたが、パートナーとの再会は2年半振り、人生で初めてのヨーロッパへのフライトということで前日は興奮と緊張のあまりほとんど眠れず……

搭乗時刻の3時間前に羽田空港の国際線のターミナルに到着。

まだまだコロナの猛威は激しい最中、というわけで空港内はご覧の通りすっからかん。大勢の人で賑わっているはずの空港がここまでがらんとしているのは、やはり少し寂しい。

電光掲示板に並ぶ大都市名と、黄色で表示された〝欠航〟の文字。幸いにもロンドン行きの便はどれも大丈夫そうだ。

荷物を預けにチェックインカウンターへ行くと、イギリス入国後2日目の検査を予約が取れているかスタッフの方からチェックを受ける。イギリス政府が渡航者に課しているルールなので、予約がなければ搭乗できない可能性も。隣のカウンターにいた男性はそのことを知らなかったようで、急遽その場で予約を取ることになっていたが搭乗できたのだろうか……

渡航前の最終確認は是非しっかりと行なってほしい。

無事にチェックインを済ませて荷物を預けた後、出発前の最後の食事へと向かった。

この日までにラーメン、寿司、オムライスなど食べたかったものは一通り食べたつもりだったが、「吉野家」に行くのをすっかり忘れてしまっていた。

オミクロンの感染者数が爆上がりしているイギリスにわざわざ向かう日本人などほとんどおらず、日本人は自分を含めて3人ほど。乗客数は20人にも満たないように感じられた。

機材はボーイング777-300ERの新212席、というものでとても綺麗!

ビジネス目的と思われる大半の乗客はファーストもしくはビジネスクラスの席だったため、エコノミー席に座っているのは自分を含めて数人しかおらず、ほとんど貸切状態……!!

3列シートの座席を全て自由に使えるということは、ほぼビジネスクラスと言ってもいいのでは?(笑)

この機体は13.3インチの大型座席モニターを搭載しているので長時間映画を観ても目が疲れにくく、007の最新作『No Time To Die』を満喫!

ロンドン行きの機内で、どっぷりイギリスの雰囲気に浸ることができた 🇬🇧

個人的にはビリー・アイリッシュの主題歌も哀愁漂う感じが雰囲気に合っていて◎!

夜行便ということで夜中はお菓子やパンが配られる程度だったが、機内食は2回出た。

1回目は白身魚のフライを選択、2回目はパンケーキをそれぞれ頂いた。パンケーキは今川焼きのような見た目で、中にキャラメルソースやメイプルシロップが入っていて思ったより美味しかった。

夜行便でヨーロッパへ向かうのは初めてだったので知らなかったが、昼食終は8〜9時間ほど消灯しっぱなし。きっと時差ボケ対策のためだろうが、窓の外の美しい青空を前に寝ることができず、暗い中ひたすら音楽を聴きながら空を眺めて過ごしていた。

機内の映画や音楽も楽しめるが、やはり YouTube や好きな音楽が聴いて過ごしたくなるもの。
前もってダウンロードしておいた音楽や動画をタブレットで観るのも長距離フライトを飽きさせないコツだろう。スマホでもいいが、やはり画面の大きなタブレットを1つ持参すと便利!

また、機内はとても乾燥するのでマスクとリップクリームは必須!

「のどぬ〜るぬれマスク」と「メンソレータム」は便利で良かったのでおすすめ!

空路を見ていて面白かったのは、中国やイランを横切ってロンドンまでストレートに進むのかと思っていたが、実際は北西に向かってロシアを縦断し、そこから北欧のスカンジナビア半島に沿って降りてロンドンへ向かっていたということ。

機内Wi-Fiについて

到着の3時間ほど前から彼女に近況を報告しておきたくなり、ANAの機内Wi-FiANA Wi-Fi Serviceを利用してみることに。事前申し込みなどは必要なく、座席のスクリーンを参照しながらその場でカード払い(USドル)。

プランは「30分・3時間・フルフライト」の3つで、データはいずれも無制限。

これまで機内Wi-Fiというのは一度も利用したことがなかったが、凄く便利で驚いた!

もちろん YouTube を楽しめるレベルではないのだが、空の上にいながら家族やパートナーと連絡を取り合えるというだけでも有り難かった。気持ち的にもずいぶんリラックスできたし、少し値段はするが機内Wi-Fiはおすすめ!

ANA Wi-Fiサービスのご案内 [国際線]
【ANA公式サイト】ANA Wi-Fiサービスのご案内 。国際線の空港・機内でのサービスに関する情報はこちらから。海外旅行のお役に立つ情報が満載。旅の計画・準備はANAのホームページで。

ロンドンヒースロー空港に到着!

ヒースロー空港到着後、日本人は「eGate」を利用することができる。

自分の場合は係員に「日本人は向こう使え」と半ば強制的に eGate へと誘導された(笑)ヒースローの入国審査は待ち時間がべらぼう長いと悪名高いが、日本人には一切関係なさそう。

一方の対面ゲートは、コロナ禍とはいえ eGate の資格を持たないパスポート保持者の長い列が出来ていて、その光景を見るとやはり日本のパスポートに感謝せずにはいられなくなった。世界で1番強いパスポートだもんね。

今後のビザ申請のためにも入国スタンプが必要という声も聞くが、eGate を利用しても通過後に係員に言えばスタンプを押してもらえるらしいので日本人は対面ゲートに並ぶ必要が1つもない。自分は面倒くさかったのでスタンプも貰わず。

バゲージクレームでもスーツケースをすぐピックアップできて、飛行機を降りてから出口まで30分も掛からなかった。そもそも人数が圧倒的に少なかったので、当たり前といえばそれまでだが。

追記:その後、無事に新しいビザを貰うことも出来たのでスタンプの有無は関係なさそう

ロンドン-ヒースロー空港(イギリス)の空港マップ:入出国、乗り継ぎ
ロンドン-ヒースロー空港の施設案内。入国時の到着ターミナル、出国時の出発ターミナル、また他航空会社への乗り継ぎ方法などについてご確認いただけます。

空港からロンドン中心部まで

ようやく2年半ぶりに彼女との再開、幸せ全開で写真も撮り忘れたところで、いよいよロンドン中心部へ向かう。

空港からの移動にはヒースロー・エクスプレスに乗るのがベスト!

ヒースロー空港からロンドン中心部の「パディントン駅」まで直通の特急電車で、運賃は片道25ポンドと高めだが約15分でシティまで行けるのでかなり便利。

地下鉄で行くと1時間ほど掛かるうえ、 狭い車内で大きなスーツケースをいくつも抱えるのは大変なので、個人的にはヒースロー・エクスプレスを利用するのが1番良いと思う。チケットは券売機で買えるほか、人が多い時は係員が立ち売りしてたりもする。

Train to Heathrow | London To Heathrow | Heathrow Express to London
Heathrow Express is the fastest way between Heathrow Central & London Paddington. Transfers from Heathrow Terminals to L...
ロンドン-ヒースロー空港(イギリス)の空港マップ:入出国、乗り継ぎ
ロンドン-ヒースロー空港の施設案内。入国時の到着ターミナル、出国時の出発ターミナル、また他航空会社への乗り継ぎ方法などについてご確認いただけます。

というわけで、無事にパディントン駅に到着。

思いのほか大きく、アーチ状の天井がとても開放的な印象を受けた。まさに〝ヨーロッパ〟といった雰囲気で興奮した。

今後は観光のため数日間ロンドンに滞在し、その後、彼女の家へと向かうことになっている。

これからどんどん英国ライフに関する記事をアップしていく予定なので、ぜひ楽しんで読んで頂ければ嬉しい。感想や質問がある方は、是非コメント欄まで!

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