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【英国流】大人の誕生日パーティーで飲めや踊れ

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先日、知り合いのローラおばさんの誕生日パーティーに招待されたので家族で参加してきた。

午後7時過ぎに会場のパブに到着したものの、小さな駐車場は既に満車で周りを見渡しても路駐の嵐……仕方ないので少し遠くに車を停めて歩いて向かうことに。アメリカやオーストラリアのように道が広ければいいが、イギリスは道が狭いのにも関わらず物凄い勢いで路駐するため、通れる道も通れなくなってしまうのだが、一応、交通ルールの範囲内らしいので違反なわけではないらしい。

パブに入ると、既に大勢の招待客がグラス片手に賑やかにやっていた。今回は大人の〝バースデー・パーティー〟ということだったので、しっかりとドレスアップして参戦したのだが、実際はカジュアルな格好をした参加者も意外といた。

店内は色々とデコレートされていたが、しかしイギリス人はイベント事によく風船を使う。日本にいる時よりも断然、風船を見る機会が多くなったように思うのは自分だけだろうか。

まぁでも装飾はたくさんあった方がゴージャスでいいのかもしれない、誕生日パーティーだもん。最後に誕生日パーティーなんてしたのはいつだったかなぁ、と少し自分のことについて考えてみたが、結局思い出せず……(笑)

主役のおばさんは来場者の挨拶回りで忙しそうだったので、とりあえずカウンターで飲み物だけ拾って席で待機。ふと見ると奥さんは美味しそうにビールを飲んでいて〝あれ、あなたドライバーじゃなかったっけ……?〟と思ったが、イギリスでは法律上、飲酒運転が直ちに違反になるわけではなく、彼女自身も基準値に満たない程度に飲むから大丈夫だと言っていた。

今思い返せばワーホリで行ったオーストラリアでも同じようなルール(基準以下のアルコール値であれば飲酒後に運転してもOK)だったし、日本は飲酒運転にかなり厳しい国なのだと再認識。とはいえメルボルンでは一度もの凄く怖い思いをしたことがあるので、基準値以下ならOKという国であっても日本人は絶対に飲酒運転はしない方がいい、というかすべきでない。安全第一!

ちなみに自分のようにお酒が飲めない人はノンアルコールビールもあるので大丈夫。チャンピオンズリーグを観るのが好きな人にとってはお馴染み「Heineken」の0.0(正式にはアルコール度数0.03%)を注文。

これ美味しくて好きなのだが、残念ながら日本ではまだ発売されていないみたい。

何だかんだで1時間くらい待って(既にちまちま飲んでたノンアル2杯目を飲み終えようとしていた)、ようやくおばさんのスピーチがスタート。

家族、旦那さん、来場者への愛と感謝をパワフルに述べた後、照明が落ち、DJがスティーヴィー・ワンダーの「Happy Birthday」を流し始めて、ダンスタイムへ突入!!

うちのおてんば娘は奥さんの手を引っ張って中央に向かっていき、二人で手を繋いで楽しそうに踊っている姿を自分は席からパシャリ。

ダンスで盛り上がった後は、いよいよお待ちかねのお食事タイム。バイキング形式のディナーは、イギリスらしく野菜は一切用意されておらず、揚げ物、お肉、サンドイッチのローテーションといった感じ。

イギリスでは〝Branston Pickle〟というニンジンやタマネギなどが入ったペースト状のピクルスとチェダーチーズを挟むのがサンドイッチの定番の1つ。ちょっと甘めだけど、これが結構いい組み合わせで自分は好きだ。

子連れということもあり、一通り食べたところで自分たちはお先にお暇することにした。おばさんとおじさんにお祝いの言葉をもう一度告げて、パブを後にした。

大人の誕生日パーティーということで、社交場を通してこれまで関わりのなかった方々とお喋りできたのは凄くいい経験になった。彼女の元同僚、ファッションセンス抜群のお洒落なゲイの方がすごくフレンドリーで個人的にもっと色々話したかった(笑)日本が好きでポケモンGOもやってるわよ〜、と話してくれた 🤣

大人の誕生日パーティー、意外といいかも!笑

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